※受付を締め切りました。(2017年12月04日)
【東京(23区内)】F17120701
第204期アンガーマネジメントファシリテーター養成講座※平日開催
- 開催日
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- 時間
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10:00〜19:00(両日)
- 会場
ビジョンセンター田町 406号室
105-0014 東京都港区芝5-31-19 オーエックス田町ビル4階
※定員数:30名→40名に増席
会場へのアクセス※受付を締め切りました。(2017年12月04日)
- 講師
-
安藤 俊介
- 受講料
-
140,400円(試験料含む、税込)
受講までの流れ
1. お申し込み
お申し込みボタンをクリック後、必要事項をご入力ください。
2. 自動返信メール
1.で入力いただいたメールアドレス宛へ、お申し込み内容を自動送信します。
3. 協会事務局より
ご連絡
1.から3営業日前後に、受講料のお支払い方法等のご案内メールをお送りします。
4. 受講料のお支払い
講座受講前までに指定口座へご入金ください。
※Paypalを介したクレジットカード払いも可能です。
5. 受講前ご連絡
受講日の3日前を目安に協会事務局より最終のご案内を致します。
6. 受講
いよいよアンガーマネジメントファシリテーター養成講座のスタートです。
受講の流れはこちら
アンガーマネジメントファシリテーターについて
「怒りの連鎖」を断ち切ろう。
今、日本に求められる「怒り」の専門家

「部下がミスを報告しなかった。」
「会議の結果、上層部から無理難題を押し付けられた。」
「パートナーとの意思疎通がうまくいかず、思うように進まない。」
「電車のホームで列に割り込まれた。」
「急に予定をキャンセルされてしまった。」
自分は悪くはないのに、理不尽な現実にストレスを感じてしまい、体の中にふつふつと「怒り」が沸き起こる瞬間。あなたにも似たような経験はありませんか?
世の中には、「怒り」を感じるシチュエーションが数多く存在するものです。
そしてこの「怒り」の感情は、連鎖反応を引き起こします。例えるならば、水が高い所から低いところに流れるようなものです。職場でのイライラを家庭に持ち帰った結果、その矛先は夫から妻へ。そして、妻から子どもへ。子どもからクラスメイトへ。クラスメイトからその家族へ。その家族から職場へ、取引先へ、お店や病院や、また別の誰かへ…。いたるところで怒りの感情が爆発し、その怒りの連鎖が世の中に渦巻いているのが今の日本です。
一方で、「じゃぁ怒ることは悪いことなのか?」と言われると、決してそんなことはありません。アメリカの研究によると、怒ることに罪悪感を感じてしまう人は、それがストレスになり、余計に怒りやすくなるという研究結果が出ています。
「怒り」は連鎖をする。
しかし、怒らない習慣は、余計に怒りやすい人間を形成してしまう…
こんな八方ふさがりの状況を打破するために、「怒りの連鎖を断ち切ろう」という理念を掲げ、日本アンガーマネジメント協会は設立されました。
アンガーマネジメントができる人は、「怒り」を的確に処理できるようになり、「怒り」の感情に振り回されることがなくなる。同時に、不条理に怒りをぶつけられる人も減る。結果的に、アンガーマネジメントを学んだ人だけでなく、その周りの人々も楽に毎日を過ごすことができるようになるのです。
ところが今の日本には、このアンガーマネジメントを教えることができる人が、まったく足りていません。
そこで当協会では、アンガーマネジメントについて正しく学び、人に伝えることができるアンガーマネジメントファシリテーター™の育成に力を入れています。
怒りの感情をコントロールできず、怒りが他者に波及し、連鎖することは決して良いことではありません。
そんな「怒りの連鎖を断ち切る」という理念のもとに共感共鳴し、志を同じくして集まった仲間とともに、今の日本を、社会を変えていきたい、そう考えています。
当ページでご紹介している2日間のアンガーマネジメントファシリテーター™養成講座を修了し、アンガーマネジメントファシリテーター™に認定されることで、日本ではまだ少ない「怒りの感情の専門家」として、様々なシチュエーションで力を発揮することが可能になります。
- 怒りの感情に振り回されている自分自身を変えたい…
- 怒ってばかりの家族・友人・仕事仲間を助けたい…
- 会社のストレスフルな環境を改善したい…
- 子どもを怒ってばかりの方を手助けしたい…
- 地域コミュニティの「怒り」や「不安」を解消したい…
- 志を同じくした仲間とともに日本を良くしていきたい…
このようにお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
今、アンガーマネジメントが求められている理由
アンガーマネジメントの歴史は、1970年代にアメリカではじまります。
今では小学校のプログラムから、結婚カウンセリング、人間関係、企業のエグゼクティブの研修にまで幅広く取り入れられており、映画やテレビドラマの題名になるほど一般的に浸透しています。
ところが日本ではどうかと言えば、知名度はまだまだなのが実情。
それは、日本古来の文化である、
「人前で怒ってはいけない」
「大人は怒ってはいけない」
「怒ることは和を乱すこと」
といった躾(しつけ)・価値観が根付いていて、日本人が「怒り」のマネジメントが苦手であることが深く関係しています。

かつては、
「会社とはこういうもの」
「先生が言っていることが正しい」
「働くとはこういうことだ」
「結婚とはこういうものだ」
「子どもはこうあるべきだ」
といった、ルール決めされていない日本人共通の価値観がありました。

ですが、今は「何でも自由に考えていい」という「承認の文化」が浸透し、自分とは違う価値観を受け入れなければいけないことも少なくありません。
人は自分の価値観と合わない現実を目の前にしたときに怒りを感じるものです。
多様化した価値観が受け入れられるようになった今の日本では、自分の価値観と合わない現実を目にする機会が増えました。そして同時に、自分の怒りの感情に悩みを抱える人も急増しています。それこそ、日本古来の躾や精神論ではどうにもならないレベルです。
あなたも、怒りの感情をうまく処理できず、イライラが限界に達し、自分の感情を爆発させて失脚した人や、カチンと来て口にしてしまった一言のせいで役職を失ってしまった有名企業の社長や政治家をきっと知っているはずです。
ひょっとすると、あなたの身近にもそんな人がいるかもしれません。
ますます増える「正しい叱り方」の需要

「叱るに叱れない…」
そんな葛藤が何度も重なった結果、組織の統率がとれなくなるケースもあります。近年「パワーハラスメント」の概念も浸透しはじめ、現代社会では人を叱ることがさらに難しくなってしまいました。
頭では国で定められた法律について理解はしていても、それにあわせて自分の不満や怒りの感情までコントロールすることは、難しいものです。
こういった背景もあり今日、「正しい叱り方」の需要がますます増えてきています。
アンガーマネジメントは、「絶対に怒ってはいけない」という考え方ではありません。
「怒りに振り回されて損することがないようにコントロールする」という考え方です。
これこそが、現代社会で求められていることなのです。
当講座を受講し、アンガーマネジメントファシリテーター™として認定されたときには、今誰もが頭を抱えて悩んでいる「正しい叱り方」と「感情のコントロール」について深く理解し、人々に伝えることが可能になります。
「怒り」の感情が持つ利点
怒りの感情は、人間が本能的に身を守るための感情です。
破壊的な感情であり、この感情そのものに嫌悪感を持たれる方もいらっしゃるでしょう。

ですが怒りの感情は、「何かを創造することにも活きる」という側面もあります。怒りの感情をうまくマネジメントできれば、仕事でもプライベートでも、生産性が大きく向上するのです。
適度なイライラ・ストレスは、モチベーションにつながり、パフォーマンスの向上につながります。
そこで、この適度なストレスを保つ方法を知るためにも、アンガーマネジメントによる感情のコントロール術を知らなければなりません。
「怒り」の感情だけにとどまらないアンガーマネジメント

アンガーマネジメントを学ぶメリットは、それだけではありません。
アンガーマネジメントを学べば、「怒り」の感情だけではなく、ストレスや不安のようなネガティブな感情をコントロールできる状態になります。
感情の中でも最も強い力を持つ「怒り」の感情をコントロールすることができるようになれば、日々のイライラに悩むことがなくなります。
不本意な勘違いから生まれる軋轢に悩まされることもなくなりますし、プロジェクトが思い通りに進まない業務上のストレスを業務のパフォーマンスに活用することもできるのです。
「怒り」の感情のプロフェッショナルとして

当講座は、ただ単に「怒り」の感情のメカニズムについて教えるだけのものではありません。最終的には、アンガーマネジメントファシリテーター™として、「人に教えることができる」レベルになることができます。
より深く「怒り」の感情について理解をすれば、ご自身の感情をコントロールできるようになるのはもちろんのこと、あなたの周りにいる「怒り」の感情に振り回されている方を助けることができるようになるのです。
例えば、研修やセミナーの新コンテンツとして採用したり、クライアントの職場環境の改善や親子関係の改善、地域コミュニティの活性化、プロジェクトマネジメントの新たな一手としてご活用いただけるようになります。
メディアも注目するアンガーマネジメント
実際に「怒りの感情のコントロール」という分野に、メディアも大きく注目をしています。
当会のWEBサイトのメディア掲載実績にもあるとおり、協会代表の安藤をはじめ、多くのアンガーマネジメントファシリテーター™が、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞等のメディアから毎月取材を受けています。
こうした活動にともない、全国の企業、学校、PTA、病院、看護協会などからも講演依頼を数多くいただいているのです。
資格取得後の活躍の場(職種別)
当協会では、これまでに述べ800名を超えるアンガーマネジメントファシリテーター™を輩出してきた実績があります。
受講された方は、コーチやカウンセラー、人事コンサルタントや社会保険労務士、看護師、企業経営者、保育士、主婦など、属性も職種もさまざまです。
ですが、どのような業界においても、人が生きていく上で必ず生まれる「怒りの感情」の、的確な対処法が求められているのは変わりません。
すでに800名を超えるアンガーマネジメントファシリテーター™が存在するとは言え、それでもまだまだ足りていないのが実情。
この機会に当講座をご受講いただき、怒りの感情の専門家としてアンガーマネジメントを広めていきませんか?
職種別の活用事例を下記に掲載しますので、ぜひ参考にされてみてください。
コーチ、カウンセラー、コンサルタントなどの場合
テレビやラジオ、新聞、雑誌などで話題の「アンガーマネジメント」を、ご自身のコーチングやカウンセリングに導入することが可能になります。
ご自身のメニューと「アンガーマネジメント」を組み合わせることで、常に新しいコンテンツが必要とされている業界において、次の一手を打つことも可能です。「怒りの感情」についてしっかりと理解しているコーチやカウンセラーは国内にほとんど存在しないので、同業者との明確な差別化もできるでしょう。
当講座を受講されたアンガーマネジメントファシリテーター™の中には、その肩書だけで仕事を呼び、企業研修やセミナー、講演会などで重宝されている方もいます。中にはアンガーマネジメントをベースとした書籍を出版し、自身のブランディングを成功させたアンガーマネジメントファシリテーター™も存在するのです。
人事コンサルタント、社会保険労務士などの場合
アメリカでは合理化が行き過ぎた結果、組織の統率がうまくいかずに、「怒り」の感情に注目が集まっています。
また日本では、パワハラ・セクハラのように、頭ではわかっても感情がついていかない問題もあります。
アンガーマネジメントのプロになることで、感情面での指導が可能になり、法律面、感情面の両方からアプローチできる人事のプロフェッショナルになることができます。
看護師、医師、介護職、医療スタッフなどの場合
アメリカでは院内でアンガーマネジメントの研修を行うのが常識です。
医療の現場は常にストレスを抱えやすく、怒りをぶつけられやすいものです。
怒りの感情の専門家として組織内で怒りを上手に緩和することでサービスレベルの向上が図れます。院内の組織風土の改善、接遇の向上など、院内・院外インストラクターとして活躍ができるようになります。
経営者、管理職、教育担当、社内ファシリテーターなどの場合
フロリダ州立大学によると、上司と部下の関係がうまくいっている組織は、そうでない組織に比べて3倍生産性が高いという研究結果があります。
部下、組織の感情を上手にコントロールできるようになることで、組織の生産性を大きく上げることができ、管理者研修、新人教育、チームビルディング、組織風土改善などに活かせます。
教師、保育士などの場合
アメリカでは教育の現場でもアンガーマネジメントは積極的に行われています。
例えば、ロスアンゼルスでは400以上の小学校でアンガーマネジメントが導入されています。
日本でも岩手、茨城、東京、神奈川、奈良、岡山、沖縄などの一部の学校でアンガーマネジメントの取り組みが始まっています。
お子さん、親御さんへの感情理解教育・対処に、アンガーマネジメントは非常に有効なツールであることが判明しているのです。
地域ボランティアなどの場合
アメリカでは、地域コミュニティへの貢献にやり甲斐を感じ、それ自体を生きがいにしている方が少なくありません。
地域ボランティアで「アンガーマネジメント」の理論を活用すれば、住みやすいコミュニティづくりを進めることが可能になります。
親子関係の改善、近所づきあいの促進、地域コミュニティの活性化などを通して、地域の発展に貢献することが可能です。
資格取得で実現すること
2日間の講座を受講し、アンガーマネジメントファシリテーター™として認定された方には、怒りの感情専門家として活躍できるよう、協会が最大限のサポートをさせていただきます。
協会から無料で提供される資料を使ったワークショップや企業研修、スポーツ研修、子育て研修、学校向け研修、医療スタッフ向け研修などにコンテンツを最適化した専門講座を開講することが可能です。
もちろん、ご自身のセミナーや研修、コーチング、カウンセリングにアンガーマネジメントのコンテンツを取り入れることもできるようになり、協会から講演依頼の斡旋を受けられるようにもなります。
その他、下記のようなことが可能になります。
- ・アンガーマネジメントファシリテーター™という肩書を名乗ることが可能
- ・90分のアンガーマネジメント講座を開催できるようになる
-
・自身のセミナー・研修に導入することでコンテンツに幅が出る
例:パワハラ研修+アンガーマネジメント研修
クレーム研修+アンガーマネジメント講座
コミュニケーション研修+感情コントロール研修
体罰防止研修
コーチングとアンガーマネジメントによるチームビルディング研修 - ・アンガーマネジメントファシリテーター™として認定証を授与
- ・協会提供資料を使った講座の開講・運営が可能
- ・アンガーマネジメントファシリテーター™同士の交流の場(SNS、勉強会の実施など)を提供
- ・スキルアップ講座による継続的なサポートを提供
- ・協会がファシリテーターの講座運営をサポート
- ・全国の協会支部のサポートにより約800名の講師同士のつながりが生まれる
今の日本は、「怒り」の感情専門家を必要とされている一方、その数は足りていません。ぜひ当講座をご受講いただき、アンガーマネジメントファシリテーター™として活躍していただきたいと考えています。
年会費制度
アンガーマネジメントファシリテーターとして活動していただくためには、認定取得と共に、当会への入会が必須となります。(2016年度より)
入会金:10,000円(税別)
年会費:12,000円(税別)(毎年4月~翌年3月)
※認定取得年度は入会金のみ、年会費免除の特典があります。
- ・協会WEBサイトにアンガーマネジメントファシリテーター™として紹介(任意)
- ・協会WEBサイトに公認公開講座の開催情報を掲載(任意)
- ・会員専用サイトにて協会提供資料(過去のメディア情報、テキストなど)を無料で閲覧可能
- ・協会からの仕事の斡旋を受けることが可能。
※現在、協会では毎月約10数件程度のお仕事を会員に向けて公募しています。 - ・ファシリテーター向けeラーニングを提供
講座カリキュラム
講座は、講義と演習を組み合わせ、2日間に渡って開催されます。
休憩を挟みながら、両日10時〜19時、合計16時間の講座の中で、「怒り」の感情のメカニズムを理解していただきます。
最終的には「正しい叱り方」を教えることができるアンガーマネジメントファシリテーター™として、90分のアンガーマネジメント入門講座を開催できるようになります。
2日間の講座の中でお伝えするコンテンツの一部をご紹介します。
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会の全体像
協会の体制やねらい、資格・講座の体系や昇格ポイント制度について説明します。
アンガーマネジメントファシリテーター™の職種別活躍事例
看護師や人事部、カウンセラーなど、職種別でアンガーマネジメントファシリテーター™の具体的な活躍事例を紹介します。
アンガーマネジメント入門講座
今後開催していただく90分のアンガーマネジメント入門講座を実際に受講生として受講していただきます。
入門講座の開講とファシリテーションについて
ファシリテーションは、学ぶだけで可能になる訳ではありません。
「学ぶこと」と「教えること」の違いを学び、入門講座の目的や最終的なゴールを理解していただきます。
また、アンガーマネジメントの基礎理論についてもここで学びます。
アンガーマネジメントの3つの記号と「怒り」の関連知識
入門講座の中で出てきた「怒り」の感情を理解するために必須となる3つの記号や、認知科学にもとづく「怒り」の概念について学びます。
ファシリテーショントレーニング
実際に入門講座のスライドをファシリテーションし、参加者同士でフィードバックをしていただきます。
アンガーマネジメントのツールについて
アンガーログ、ハッピーログ、カウントバック、ストップシンキング、コーピングマントラ、ポジティブセルフトーク、グラウンディング、タイムアウト、24時間アウトカムトークなど、合計30のアンガーマネジメントのツールの使い方や効果について学んでいただきます。
ケーススタディ
日常的な事例をベースに、アンガーマネジメント的なアプローチで考察していただきます。
ファシリテーターとしての心構え
ファシリテーターの行動指針や職業としての取り組み方など、ファシリテーターとしての心構えについて学んでいただきます。
上記のコンテンツは、2日間の講座で学ぶ一部です。
2日間、合計16時間の講座の中で、アンガーマネジメントの基本的な考え方を学び、「怒り」の感情専門家としてご自身の分野で活躍できる存在になることができます。
日程別プログラムについては下記をご参照ください。
1日目 |
怒りの基礎理論 アンガーマネジメントの基礎理論 アンガーマネジメント入門講座のファシリテーション |
2日目 |
アンガーマネジメント実践のためのインプット アンガーマネジメント体験クラス作成ワーク 講座開講、運営のためのスキル、ノウハウ 認定試験(筆記試験) |
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課題図書、その他
- (1)~(3)の3冊 + (4)(5)のいずれか1冊 = 合計4冊を受講までにお読みください。
- 認定時、アンガーマネジメントファシリテーター™認定料32,400円が別途必要となります。
定員:30名
最少催行人数:5名
認定要件
アンガーマネジメントファシリテーター資格の認定は、アンガーマネジメントファシリテーター養成講座を受講するだけでなされるものではありません。認定の要件は次のとおりです。
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会(以下、「当協会」といいます。)が制作し主宰する「アンガーマネジメントファシリテーター養成講座」について講座時間全16時間のうち14時間30分以上の時間受講をし、同講座にかかる認定試験に合格し、次の各号に掲げる条件の全てを満たした方は、当協会より、アンガーマネジメントファシリテーター資格(以下、「本資格」という。)の付与(資格認定)がなされます。
- ①本資格の付与を受ける時点で、満18歳以上であること。(但し、未成年者の場合は、親権者による同意書の提出が要件となります。)
- ②反社会的勢力組織の構成員又はそれに準ずると当協会が判断する方でないこと。
- ③過去から現在において違法行為へ関与をしたことがないこと。
- ④心身共に健康であり、精神疾患を発症中・治療中でないこと。
- ⑤アンガーマネジメントを伝えるに足る日本語能力を持っていること。
- ⑥以前に、当協会より懲罰を受けていないこと。
- ⑦受講規約その他の当協会の規定する規約等に違反をしたことがないこと。
- ⑧本資格の認定料金30,000円(消費税別)を、当協会に対して支払っていること。
- ⑨アンガーマネジメントファシリテーター規約に同意し署名していること。
- ⑩その他、本資格の付与をするのに適当でないと当協会が判断する事実がないこと。
講座修了者の声
保育士 野村 恵里様

子どもが「アンガーマネジメントしてくれて良かった」と言ってくれました。
20年間公立の保育園で保育士をしています。私自身も子育てをしながら仕事をしていたんですが、忙しすぎてそのイライラを消化できずに働いていたんです。よそでは、「親と子の関係が大事だ」って言われていたのに、家ではそのイライラを解消できずに、子どもや旦那との関係にイライラしてばかりでした。そんなとき、ファシリテーターをつとめていた友達に、アンガーマネジメントについて教えてもらったんです。自分に活かしていきたいのはもちろん、保育園に通っている保護者や保育士、特に若い人たちにも教えていきたいと思い、すぐにファシリテーターになることを決めました。実は保育園に来ている親子も同じようにイライラしている人が多かったんです。子どもたちも情緒不安定が原因で色々とトラブルが増えてきていたので、保育界に絶対に必要だと感じていました。それまでは、保育士ならば「自分の子どもはしっかりしていなければならない」という価値観に固執していました。ですが受講して、「子どもは多種多様でいいんだ」ということに気づいたんです。その結果、怒りの感情が湧き上がる回数が減りました。旦那の口癖が「かあちゃん怒らすな」だったんですが、それがなくなったんです。長男が、「かあちゃんアンガーマネジメントしてくれて良かったな。」とも言ってくれました。長男は4歳から空手をしているんですが、今までは試合に負けたら「負けるなら試合する意味ないじゃん」と言っていたんですが、「子どもはそれでどんどん自信を失っていたかもしれない」と、今だから思えますね。今では、アンガーマネジメントをベースにしたコミュニケーションで、子どもに自信がついて、イキイキしています。実際に2013年の空手全国大会で第3位、2014年は全国大会で優勝できました。今後は、20年の保育士経験を持って、子育て支援の活動をしていきたいと思っています。日本ではまだまだアンガーマネジメントは認知されていませんからね。今では、小学校の職員研修を頼まれることもあります。保育士育成の学校で非常勤講師としてつとめることもあります。働いていた頃より家族との時間もとれるようになったので、アンガーマネジメントについて学んで本当に良かったと思っています。
田辺 有理子様(岩手県、看護師)
怒りの仕組みを知り、怒りを溜め込んできた自分に気づきました。すぐに使える多くのテクニックを身につけたことで、怒りをコントロールできると実感しました。もう無用なイライラを引きずらない、気持ちを切り替え、実践している自分を通してアンガーマネジメントを伝えていきたいと思います。
小針 卓哉様(東京都、会社経営)
アンガーマネジメントをもっと早く知りたかったです!外資系金融機関で働いていたとき、怒りは吐き出すものだと思っていました。怒りのパワーで成功したことも有りましたが、失敗も多かったです。怒りという感情と向きあうことで、自分を見つめ直すことができました。今後はこのスキルを人に伝えていきたいと考えています。
佐藤 利子様(愛知県、助産師)
医療現場に身を置く私は、日々些細な事でイライラ。セミナー終了後、職場に戻った私は、自分の気持ちがいつになく、穏やかなのに気付いた。目の前で起こっている事はいつもと同じ事なのに、客観的に物事を見ている自分がいた。心が軽いと身体も軽い。今までどれほどのエネルギーを、目に見えない怒りにかけていたのだろう。一日の疲れも全く違うと感じた。
土屋 三千子様(愛知県、カウンセラー)
「怒りを表わす前に、今の自分の究極の目的に照らす」「宗教でもなく、道徳・精神論でもない、怒りを上手に配分できるようになる科学・技術なんだ」なぁるほど。公共の場で内心徒に腹を立てることが少なくなりました。何より、夫に対してつい出ていた責め句が『コーピングマントラ』を活用して減りました!
篠 真希様(東京都、主婦)
他人には抑えられる程度の怒りでも、我が子に対しては思いの外強く出てしまうものです。また子供のコントロールしきれない感情を受け止めざるを得ないのも親です。そんな時にこの講習を受け、少しの意識改革から始めてひいては子供の感情の根源を導き出せるようになり、今では子どもといい関係が築けています。
冨永 敦子様(群馬県、介護職)
怒らない事を学ぶために沢山の時間を費やしても、結果は変わらず。そんな時に、「アンガーマネジメント」とめぐり合い、怒ってもいい!!怒りの配分を間違えていただけと気づく事ができて、心が軽くなりました。私の様に悩んで、解決策を探している方に、1人でも多く伝えたいと思っています。
協会の講座/資格体系
ファシリテーター養成講座Q&A
[質問]
今まで人前で話す仕事をした事がないのですが、大丈夫でしょうか?
[回答]
ファシリテーター養成講座を受講される方の半数以上が、仕事などで今まで人前で話した経験のない方達です。看護師の方、ビジネスマンの方、主婦の方など、皆さんのバックグラウンドは実に様々です。随時開催するスキルアップ勉強会では、プレゼン練習なども開催しておりますので、ご安心下さい。
[質問]
養成講座を終了すると、協会で使用している講座の資料などは頂けるのでしょうか?
[回答]
認定料をお支払いいただき、ファシリテーターとして認定された方には、協会が作成したパワーポイントの資料を、ご希望の方には随時無料で差し上げております。
[質問]
ファシリテーター養成講座を終了したら、アンガーマネジメントを活かした仕事があるのでしょうか?
[回答]
仕事に関してはその方がどんな目的を持ってファシリテーターになったかに大きく左右されると思います。何事もそうですが、資格を取得するのはあくまでスタートです。しかし、しっかりと目標を持って学習に励まれている方は、資格を取得してすぐに体験クラスを開催したりと活躍の場を広げています。事務局でもオープンエントリーのお仕事情報があれば、随時ご紹介しております。
[質問]
講座終了後はどのようなサポートがあるのでしょうか?
[回答]
2ヶ月に1度のスキルアップ勉強会や、ファシリテーター限定のSNSを通し、随時情報交換や最新情報をお伝えしています。また事務局ではいつでもご質問やご相談をお受けしておりますので、お気軽にご連絡下さいませ。
[質問]
治療として使えますか?
[回答]
アンガーマネジメントは医療行為ではありませんので、治療ではありませんことをあらかじめご了承ください。
[質問]
受講したいファシリテーター養成講座が満員で受付が終了しています。キャンセル待ちの受付はありますか?
[回答]
ファシリテーター養成講座のお申し込みが定員に達した時点でお申し込み受付は終了しますが、開催1週間前までキャンセル待ちの登録を承っています。
お問い合わせフォームより、お問い合わせ内容に「キャンセル待ち希望」の旨と、キャンセル待ちをされるファシリテーター養成講座の開催日・期を記載してお送りください。(アンガーマネジメントキッズインストラクター認定をお持ちの方はその旨もお書き添えください。)1~2営業日以内に、キャンセル待ちNo.を記載した案内メールをお送りします。
キャンセル待ちのご登録をいただいた方には、先に申し込まれた方からのキャンセル等があった時点でご案内メールをお送りします。原則としてご登録順にご案内しますが、アンガーマネジメントキッズインストラクターの認定をお持ちの方は、ご案内順を優先します。
なお、開催4営業日前の正午までにキャンセルが発生しない場合は、キャンセル待ちは一度解かせていただき、その旨をメールで連絡します。
日本アンガーマネジメント協会パンフレット
- パンフレット(PDF、約1.1MB)をダウンロードする