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◆お悩みケース

30代女性 管理職 独身

がんばって仕事を片づけても仕事が終わりません。
自分の本来の仕事に加えて、上司から頼まれる仕事と部下の指導や仕事のサポート。他の人が対応しきれなかった顧客からのニーズやクレームへの対応。仕事をひとつひとつ片づけても、後からどんどん他の仕事が入ってきます。やってもやっても仕事が終わりません。

そのため、毎日、残業に加え自宅に持ち帰って仕事をしているので、寝る時間がどんどん遅くなり、今では新聞配達の方のバイクの音が聞こえてからベッドに入るようになりました。寝付きも悪く、気持よく目覚めることもありません。仕事のために生きているような気がして、気が休まらずイライラします。

◆アンガーマネジメント的アドバイス

<1>《状況把握》どのようなことにイライラしていますか?
1)睡眠時間が短く疲れがとれない
2)いつも仕事に追われている気分になるほどの仕事量
3)私にばかり仕事が舞い込んできているように思う
4)同じミスをくりかえす部下の指導とサポートはいつまで続くのか
5)代わりに仕事をするのがあたりまえになっている
6)顧客からの無理難題や、延々怒り続けられるクレームに心がつぶれそう

<2>《未来予想図》どうなることが理想ですか?
1)早寝早起でぐっすり寝て、朝目覚めたときは疲れや重苦しい感情がない
2)仕事をすることに充実感を持ちたい
3)他の人の仕事ではないのか?と思いながら仕事をしなくてよくする
4)効率よく仕事をこなせるようになりたい
5)心に余裕を持ちたい
6)プライベートの時間を持ち、ゆっくり過ごす時間を持ちたい
7)イライラした日常から抜け出したい など

<3>《目標設定》そのためにあなたはどのように行動しますか?
☆2-2)3)4)対策
1.自分が抱えている仕事の整理をする
  → 自分の仕事、依頼される仕事を分類
→ 期限などを加味して緊急度と優先順位を決める
2.「できること」と「できないこと」を分類し自分のキャパシティーを把握する
→ 周囲にサポートを依頼するか、もしくは、依頼主の上司に相談する

◆「セルフストーリー」を使う

「セルフストーリー」は、アンガーマネジメントのテクニックで、「理想の自分像」を将来の目標とし、そこに向かって歩んでいく「自分が主人公のストーリー」を書き、実践していくというものです。

1.理想とする自分像を将来の目標に定める
  → 目標設定がなかなか出来ない場合、短期目標として半年後や1年後の目標を考える
2.目標に向かって進むための行動計画を立てる
3.行動計画通りに実践できなければ、どうすれば実践できるのか、解決思考で再考する

《ご本人にお伝えしたメッセージ》
「理想の自分像」をゴールとし、行動計画を実践していくなかで、向かい風にあたることや予期せぬ出来事があるかもしれません。そのようなときも、感情的にならず、ときには周囲の方に「助けて」「手伝って」とサポートを求めることがあってもいいのです。
イライラした気分を持ち続け、ストレスをかかえたままの生活で心も身体も疲れ果ててしまわないようにしていきましょうね。

※今回の内容は、現在アンガーマネジメントコーチングを受けていただいている方の事例をもとに構成しています。個人情報保護法に則り、個人を特定できる表現は避けています。

アンガーマネジメントテクニックのうち、アンガーログ+スケールテクニックべきログ、呼吸リラクゼーション、ポジティブシンキングフレーズなどを使っています。

(文:髙橋直子/編集:川嵜昌子