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桜咲く暖かな季節になりました。新入社員の方々は、新しい環境での仕事がはじまり、期待や緊張、不安が入り混じった気持ちでおられることでしょう。
服装、身だしなみ、あいさつの仕方、言葉遣いなど、学生の頃とは異なる対応を迫られ、戸惑うこともあるかもしれません。

今回は、入社後3年以下の方々とアンガーマネジメントワークショップを実施した時に、「お悩み事例」としてあげられた事例についてアンガーマネジメントの視点で考えてみます。

◆お悩みケース

社会人としての言葉遣い、難しすぎです。尊敬語、謙譲語、丁寧語の使い分けがよくわかんないです。学生の頃は学校では言葉遣いで怒られなかったのに。
「仕事でタメ口やコンビニ言葉は遣わない!」
学生の頃は勉強で大変だったけど、仕事するってもっと大変。ちゃんと習ったことないから普段より気をつけて丁寧に話してるつもりなのに、怒られるからしんどい。ちゃんとできる気がしないんです。今の職場、あってないのかも・・・

◆アンガーマネジメント的アドバイス

社会人として求められる言葉遣いは、社内でのコミュニケーションのみならず、対外的なコミュニケーションの基本となります。
「正しい言葉遣いができていないことで怒られた」ということを、
習っていないのに・・・
学生の時には注意されなかったのに・・・
自分なりに気をつけているのに・・・
とネガティブな感情で心をいっぱいにしても、正しい言葉遣いができるようにはなりません。

《アンガーマネジメントワーク》

<1>未来予想図

「正しい言葉遣いができていないことで怒られた」ということを、「正しい言葉遣いができるようになったら○○○」というようにポジティブな感情に置き換えてみてください。

1) 怒られなくなる
2) 上司や先輩との会話が円滑にできる
3) 取引先からお叱りを受けることが減る
4) 顧客からのクレーム対応ができるようになる
5) 職場の環境がよくなる
6) 自分のことを理解してもらえる
7) 信頼してもらえる存在になれる
8) コミュニケーションが向上する
9) 自信をもてる
10)仕事が楽しくなる

<2>目標設定

正しい言葉遣いができるようになるために、どのように行動しますか?

1) 怒られた時にイライラしないようにアンガーマネジメントテクニックで心を鎮める
2) 怒られた内容をメモする
3) メモを見なおして気をつけなくてはいけないことをまとめる
4) 尊敬語、謙譲語、丁寧語について調べる
5) ビジネスマナーについて勉強する

怒られたことでイライラして怒りの感情に捕らわれるのではなく、アンガーマネジメントで上手に感情をコントロールして集中力を保つようにチャレンジしてみてください。
そして、ネガティブな思考をポジティブな思考に置き換えることで目標設定し、行動するというステップを踏めば、ネガティブなスパイラルから脱出して大きく前進することができるでしょう。

※今回の内容は、現在アンガーマネジメントコーチングをグループで受けていただいていた方の事例をもとに構成しています。個人情報保護法に則り、個人を特定できる表現は避けています。

アンガーマネジメントテクニックのうち、アンガーログ+スケールテクニックべきログ、呼吸リラクゼーション、ポジティブシンキングフレーズなどを使っています。

(文:髙橋直子/編集:川嵜昌子