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AM物語…それは、4人家族の増怒(ますど)家で、主人公のあつこが、夫や子どもとの関わりで生じるイライラを、アンガーマネジメントによって解決していく物語。増怒家の人物紹介はこちら
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【前話】
https://www.angermanagement.co.jp/blog/50199

私は増怒(ますど)あつこ、40歳。増怒家のお母さん。
仕事と家庭の両立がうまくいかずにイライラ…怒りが増すばかり、そんな毎日を送っています。特に夫や子ども達には怒ってばかり!毎晩、子ども達の寝顔に向かって「怒りすぎてごめんね…」と心の中で謝り、自責の念にかられています。

《今日のあつこの怒り》
「もしもしあつこ?ちょっと聞いてよ~」

まただ・・・

仲良しの友人は悩みがあると時間を気にせず突然電話をかけてくる。そして長々と愚痴を言って、スッキリするとさっさと電話を切ってしまう。
彼女のことは大好きだし、私も彼女に愚痴を聞いてもらうこともあるから、お互い様ではあるけれど、もう少し私の都合も考えてほしいなぁ。最近、彼女からの電話を苦痛に感じるようになってきた。

「うん、うん、そうなんだ・・うん、うん・・・」

子どもたちは楽しそうにテレビを観ている。私だって子どもたちと一緒に笑いながらテレビを観たいよ。

そしてまた・・・
「あっ!忘れてた!ドラマが始まるからまたね!」
「ちょっと!・・・あ、切れてる・・・もう!」
いつものように突然電話を切られてしまった。

彼女は大切な友だちだし、悪気がないのもわかっている。
でも、このまま受け入れるのもしんどいし、子どもたちとの大切な時間を邪魔されているような気持ちになってしまうのも嫌だ。

もう少し私の気持ちもわかってほしい。私がそんなふうに思っていること、彼女はきっと気付いてないんだろうなぁ。

もうかけてこないで、なんて言ったらどうなっちゃうだろう。

電話が終わった時には子どもたちと一緒に観たかったテレビ番組も終わっていた。そろそろお風呂の時間、そしてすぐ寝る時間だ。

「なんか、この子たちとの大切な時間を奪われているみたい・・・」

二人の寝顔を見ながら、なんとも言えない気持ちになった。

電話のことを思い出したらムカムカと怒りが膨らんできてなかなか眠れなかった…

あつこさん、自分のイライラでお困りかい?
僕は6秒王子。人々にアンガーマネジメントを教えるために夢の中だけに現れるのさ。

あつこさんは電話をしながら、どんなことを感じていたのかな?友達にどんな気持ちをわかってもらいたかったのかな?

「私は腹が立つとか迷惑だとか、そんなことを言いたいんじゃない。今度かかってきたら、わかってほしい気持ちを彼女に伝えてみよう」

「この時間は『お母さんの時間』だから、子どもたちのために使わせてね」とかかな。

そう伝えれば、きっと彼女も私の気持ちを優しく受け止めてくれるはず。

これからは子どもたちとの大切な時間、「お母さんの時間」をゆっくり過ごすためにも気持ちを伝えてみよう。

そうだね。怒りを我慢したり、感情的に伝えるのではなく、わかってほしい大切な気持ちをどんな言葉で伝えたら良いかを考えてみてね。
あつこさんの気持ちをわかってもらえる言葉がきっと見つかるよ。
Let’s Challenge! アンガーマネジメント♪

(イラスト/松山知子)