ほっと・AM
AM川柳
アンガーマネジメント川柳(10月・東日本)
こんにちは。僕は6秒王子。
日々の怒りでお困りではないかい?
今日は、「アンガーマネジメント川柳」について紹介するよ。
毎月、さまざまな人から怒りやアンガーマネジメントに関する川柳を投稿してもらい、簡単な解説をしていくよ。
今回は、日本アンガーマネジメント協会の10支部(2019年10月現在)の内から東日本地域の5支部のアンガーマネジメントファシリテーターからの投稿だよ。
前回の川柳はこちら
https://www.angermanagement.co.jp/blog/51897
【北海道支部 70期 関口早奈恵】
すべきでしょ そんなの普通 分かるでしょ
(解説)
こんな風に部下や後輩を叱っている人や、お子さんを叱る親御さんを見かけることがあります。かく言う私もそんな一人でした。自分と相手は違う人間だと分かっているなのに、心のどこかで同じだと思い込み、それが違うと分かった瞬間、「すべきだ!」「すべきじゃない!」と怒りの感情を相手にぶつけてしまいがち。アンガーマネジメントに出会う前の自分を表現してみました。
【東北支部 21期 保科輝之】
梨おいし 季節味わい 怒りなし
(解説)
旬の食材を味わうことで何か小さな喜びを感じて、日頃感じでいたイライラが軽くなるような感覚を川柳としてみました。遊び心として、梨と無しをかけてみました。
【北関東支部 66期 南美詠子】
まぁいいか 魔法の呪文で 気づく「べき」
(解説)
怒りを感じると、つい「自分こそが正しい」と考えてしまいます。そんな時に「まぁいいか」とつぶやくと、取るに足らないような「こうするべき」に自分がこだわり過ぎていたことに気づき、気持ちがすっと落ち着きます。
このテクニックをコーピングマントラ(魔法の呪文)と言いますが、本当に魔法の呪文だといつも感じています。
【南関東支部 29期 藤田潮】
怒の悩み いつのまにやら 怒の自慢
(解説)
私達がお届けするアンガーマネジメント講座の中には、参加者の皆さんに「最近怒ったことできごと」をお話しいただく箇所があります。
怒りのことで困っていて聞きにきた皆さん。なんだか知らないけど?!(笑)
怒りについて思いのたけを、ここぞと嬉々としてお話する、講座では盛り上がる箇所なんです。
え?どういうこと?
興味をお持ちの方は、ぜひ講座においでください。お待ちしています!
【東海支部 88期 鎌田博幸】
アンガーログ つけて見つける 地雷原
(解説)
平成28年11月、応用講座トレーニングでアンガーログをつけていったところ、自分の怒りの地雷原を発見しました。「運転している自分」と「カミさんの言動に反応する自分」。この二つの状況の時、たくさんの「べき」がぼこぼこ出現し、不要な小爆発を起こしていました。以来、この二つの状況の時は気を付けようと心がけ、爆発を未然に防ぎ、穏やかに過ごすこつを身につけることができました。現在もこの心がけは続けています。
次回は、誰の投稿になるかな。次回もお楽しみに!
Let’s Challenge!アンガーマネジメント♪
(イラスト/松山知子)