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■1)あなたの仕事内容について教えてください。
保健師のお仕事は、行政、地域、企業内などで病気の予防や健康維持・増進を全年齢に対してアプローチすることです。私は人と人とのご縁を大事にしたコミュニケーション重視の一風変わった、健康について楽しく学び、行動に移すきっかけ作りの活動がしたくて、急性期病院看護師約11年、健診施設保健師約3年3カ月の経験を活かして今年5月に独立しました。

■2)あなたの業界あるあるイライラ事例を教えてください。
私の取り組みは、予防医療という業界全体の持つお堅いイメージからかけ離れた独特なものなので、居酒屋的なワイワイとした雰囲気で行う健康講座は、なにかと社会から受け入れられず「村上さんの提案は今までにやったことないものだからうちでは出来ません」「理解してくださらない利用者から苦情が出てきて困るのでやめてください!」などと言われることも多いです。
こんなふうに言われる度に、「健康について楽しみながら理解して頂きたいと思う気持ちを全否定されている!」と感じてイラつくことが多くなってきました。

■3)以前(アンガーマネジメントを学ぶ前)はどのように対処していましたか?
私はもともと、他人に対してイライラしないタイプで、寝たら次の日にはだいたい元通りになります。アンガーマネジメントファシリテーターになった当初の怒りの傾向も「あまりイライラしないでしょう。むしろ、怒りに気付いていないのでは?」というものでした。
「いや、そこまで鈍感じゃないわよ!」と思い、日常的にどんなことにイライラするのか改めて自分を見つめて気付いたことは、たまにイラっとした時に「まぁ、仕方がないかぁ~」と思い過ぎる傾向があることでした。

■4)アンガーマネジメントファシリテーターになってから、どのように活用していますか?
看護師としてのキャリアの中で自然と身についていたアサーティブコミュニケーションのおかげで、感情の伝え方で日常的にあまり困ることはなかったと自覚していたのですが、アンガーマネジメントファシリテーターになってからは、より意識的に怒りのもとになる感情に目を向けるようになりました。自分がイラっとした時には自分の感情を丁寧に拾えますし、相手の怒りの理由が素早く掴めるようになったので、怒りの火を消すのが早くなったと感じています。

■5)仕事において、どのような変化がありましたか?
価値観の違いを受け入れるレベルは人それぞれであることを念頭に、対人関係を構築することを心がけて生きてきましたが、アンガーマネジメントを学んでからは怒りの性質を理解して、怒りの感情とより上手に付き合うことができるようになったと実感しています。
コミュニケーションの際には本当は怒っていなくても、必要に応じて「本当にあなたのことを思って言ってるんだよ!」「これは本当にあなたに伝えたいことなんだよ!」と熱く怒る素振りを見せたりすることもあります。

■6)メッセージ
もとからあまりイライラしない私でしたが、イライラの種が大きく膨らむ前に、嫌だという気持ちを相手に伝えることを意識的に行えるようになったのは、アンガーマネジメントに出会えたからこそ。保健師として一人ひとりの健康と、幸福な人生を歩むきっかけ作りをサポートできるよう、仕事の中でもアンガーマネジメントを活かしながら楽しく活動していきます!