ほっと・AM
アンガーマネジメントコンサルタント奮闘記
アンガーマネジメントコンサルタント奮闘記2〜講座を通して学んだこと
こんにちは、協会ブログチームの小山内です。
前回「アンガーマネジメントコンサルタント奮闘記」として、私がアンガーマネジメントコンサルタントの認定を取得する道のりをドキュメンタリーとして綴っていますが、今回は第2弾、かつ最終回!!
「アンガーマネジメントコンサルタント(以下AMCS)」とは、個人やグループでアンガーマネジメントのセッションができるようになる資格です。全3回に渡り、アンガーマネジメントの理解をさらに深め、コンサルタントとしてのマインドやテクニックを学ぶのがAMCS養成講座。
全3回の養成講座が終了し、そこで学び、感じたこと、そして気になる結果もお伝えします!
AMCSはアンガーマネジメントを日頃から実践、理解を深めていることは大前提ですが
・セッションを通してクライアントが自分の中の課題や原因に気づき、解決策を見いだせるようになる。
・同じく、クライアントが自分自身の力で問題解決ができるようになる。
この状態を目指し、クライアントに伴走します。
講座ではコンサルタントとしての心構えから、クライアントとの信頼関係の築き方、そしてクライアントの悩みを深掘り、解決策を共に見つけていくヒントなどなど盛り沢山の内容を学びました!
その中で、私が特に印象に残ったのは「ロールプレイング」!講座中でもコンサルタント役、クライアント役、オブザーブ(ロープレを見学し、アドバイスなどをフィードバックする役)に別れ、それぞれセッションを体験をしました。
そして、AMCS養成講座の宿題にも「セッションをする」というものがあり、かなりハードなのですが、その分気づきも多かったのです。
気づきの中でも一番嬉しかったことは、「セッションを通してだんだんとクライアントが自分の本音に気付いていく」ということ。
私がセッションでコンサルタントをする中で多く聴いた悩みは「人間関係」。
「苦手な人がいる・・・どうしたら人間関係がうまくいくだろう・・・」本当に悩ましいですよね。「では、あなたの理想の状態はどんな状態?」と聞くと「苦手な人が嫌なことを言ってきても、スルーできるようになりたい」これもほとんどのクライアントがそう言います。
「スルーできるようになったら、あなたの気持ちはどう変わる?」「理想を100点としたら、今の状態は何点?」「理想の状態に近づくために、どんなことができそう?」など深掘る質問をしていくと、突然ハッと表情が変わった方が!!
「私、最初は苦手な人がいうことをスルーしたいと思っていたんですけど、本当は違いました。今話していて気づいたんですけど、本当は『そんなことを言われると悲しい』って気持ちを伝えられる自分になりたかったんです!」
それまではセッション中もどこか暗い表情をしていたのが気になっていたのですが、自分の本音に気づいてからは目に見えて表情が明るくなり、自分ができる一歩踏み出す行動のアイデアがどんどん出てくる!!
「なんか、自分が変われそうな気がしてきました♪」そう言ってくださったのがとても嬉しかったです♪
私自身もイライラ・モヤモヤした時に自問自答をして「私の本音って何?」をさらに考えるようになりました。
そして、ドキドキの結果ですがAMCSの認定をいただくことができました!!!!
しかし、認定をもらうことがゴールではなく、ここからがスタートです。
クライアントと共に考え、伴走できるAMCSとして頑張ります!
講座情報はコチラ:
https://www.angermanagement.co.jp/seminar
現在、日本アンガーマネジメント協会ではオンライン講座も開催しています。