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現在、毎月第4火曜日に、協会ブログにアンガーマネジメント手帳を紹介している手帳チームメンバー。全7回にわたって、手帳チームメンバーの「アンガーマネジメント物語」を紹介していきます。現在は楽しみながらアンガーマネジメントを学び、アンガーマネジメント手帳の制作を行っているメンバーたちにもそれぞれの物語があって今があります。ぜひご覧ください。

協会手帳チームの小谷こずゑです。

【あのママの怒り方、なんとかならないのかな?】
私は幼稚園教諭をしています。登園の時、元気がなかったり変にイライラしていたりする子どもが時々います。おうちの方に聞いてみると「出がけに怒っちゃったんですよね~」ということがよくありました。
ママが変な怒り方をすると、子どもによくない影響がある。これ、何とかしなきゃ、と思っていたところ、アンガーマネジメントファシリテーターである知人が講座を開くことを知りました。子どもや、ママたちに怒りのコントロールについて教えることのできるアンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を取ったのが、私とアンガーマネジメントとの出会いでした。
※現在は、アンガーマネジメントキッズインストラクターが教えられる対象は子どものみに変わっています。

在園児や卒園児のママたちにお伝えしたり、子ども向けの講座を開いたりする活動が認められて、アンガーマネジメント協会から「最優秀アンガーマネジメントキッズインストラクター賞」というアワードをいただくことができました。

その後、アンガーマネジメントファシリテーターの資格も取り、親子カフェで定期的にセミナーを開いたり、元中学校の教員だった経歴から公立学校での教員研修に招かれたりすることが多くなっていきました。

【感情にフタする子どもだった私】
アンガーマネジメントをお伝えする傍ら、もちろん自分もアンガーマネジメントを実践していくわけですが、正直、「自分は変な怒り方はしないし、感情のコントロールはそれなりにできている」と思っていました。でも、日々怒りを記録したり、分析したりしていくと、「えぇ~~!自分、できてないじゃない!」ということに気づいたのです。

私はDV家庭に育ち、両親の喧嘩や暴力暴言を目の当たりにして、不安定な心理状態を持った子どもでした。離婚後、母子家庭になってからは、母を支えなければといい子を演じ、不条理なことをいう母に忍耐し、いつのまにか自分の感情にフタをして生きるようになってしまいました。表向きは明るく元気でも、ひとたび抑えられなくなると突然切れたりすることもありました。

それでも、心を病むことなく一人前の大人になれたのは、さまざまな人との出会いから、支えと助けを受けたからにほかなりません。慰めと癒しを多くの方たちからいただいたことは私の宝です。

【自分でいられる快適さ】
けれども、「アンガーマネジメント」に日々取り組むようになってみると、自分の感情の状態が今までよりももっと明確にわかるようになってきました。カチンときたとき「私、腹が立ってたんだ!」とはっきり意識できたのです。それまでの私は、無意識にそういった感情はやり過ごしてしまっていました。
怒りの感情を「なかった」ことにしたり、あるいは、あることがわかっていても「我慢」したりしていたことに気づきました。

アンガーマネジメントは「怒ること」を悪いこととは言いません。「怒り」は人間に備わった、あって当たり前の感情です。それをどう扱うか? 私の場合は、我慢して「言えない」ことが多くあったのです。我慢をずっと抱え込むことは、本当の自分でいられないということです。

私は、アンガーマネジメントを通して「思いを上手に伝える」ということが少しずつできるようになってきました。「自分でいられる」というのは本当に自由で快適です。自分とも他人とも仲良くなれるのです。もちろんまだまだ修練中ではありますが、これからもアンガーマネジメントによって「生きやすい自分」を目指します。そしてまた、ほかの多くの方々にも、心が解放されて「なりたい自分」になっていく経験をしていただきたいと願っています。あなたもいっしょにやってみませんか?

講座情報はコチラ:
https://www.angermanagement.co.jp/seminar

アンガーマネジメントファシリテーター養成講座