こんにちは！協会ブログチームの新出です。夏休み、いかがお過ごしでしょうか？コロナウィルスが再燃してしまいましたが、行動制限がない県も多く、どうしようか迷っている方も多かったと思います。ですが、迷うということは昨年からすると前進していますよね！
我が家は、夏休みに入り1週間たった頃、小学6年の娘が整形外科の手術をすることになりました。手術に不安な娘に対しあまり恐がらせてはと思い、手術経験者の私は「手術中は先生や看護婦さんとお話したり、好きな音楽をかけたりできるんだよ」なんて話しましたら「テレビみたいに恐い感じじゃないんだ！『メス！』って言ったりするの？切っている所とか見られるのかな？」と変に楽しみにさせてしまいました(笑)やっぱり考え方だよなぁ…と娘から、学んだ次第です。
そんな私と娘は毎朝ニュースを見ては、事件事故にイラっとしながら語り合っています。
「どうしてそんなことするのかな？」「どうしてそうなっちゃうのかな？」と話しながら、娘の思いを聞いています。私の人生経験は娘よりも当然長いですから、当事者に同情することも多いです。結構そういうときって、本当に辛い気持ちになってしまいます。ですが、ご意見番の娘は「なんで？」「どうして？」「普通はさ！」と怒ってばかりいます（汗）想像を膨らませて「こうだからかな？」と言う娘に対し、「そんな見方もあるのか！」と思ったり、「そんなわけないでしょ…」とイラっとしたりしています(笑)特に私自身がニュースを見て辛い気持ちでいる時には、娘の話を聞き「想像だけで言わないで！」とか「普通って何よ！」と言ってしまったこともあります…その時は「言ってしまった…」と後悔していました。
このような時、悲しさや不安、心配等の多くのマイナス感情が生まれてしまっていた私は、娘に対して衝動のコントロールができず、反射をしてしまっていたのだと思います。反射とは、考えなしに何かを言ったり、したりすること。怒ったあとに後悔を感じるというのは、アンガーマネジメントができていない証拠です。
そこで、まずは衝動のコントロールを意識します。イラっとした言動に対して反射をしないこと。6秒待てると理性が介入し、冷静な判断ができ、適切な行動を選択できます。そして、思考のコントロールで「怒る」「怒らない」の線引きをします。娘の真剣な意見に怒る必要はないですし、怒ったところでニュースが良い方向へ変わるわけでもありません。
けれど、その娘の意見はちょっと違うんじゃないかな？と思うことがあります。その時は単に「そうじゃないよ」と否定するのではなく、どうしてそう思うかを聞いて、私の考えも言います。するとお互いに「そうなんだ！」となります。大抵「大人って面倒」と言われます（当たってます(笑)）その後もニュースを見て同様のことがありますが、娘の意見も日々の経験により変わっていきます。「前もこういうニュースあったよね？」から始まる会話もあります。
世代が違う娘の意見って色々なことを気づかせてくれるんですよね。アンガーマネジメントによって、毎日ケンカしそうなご意見番娘ともあれこれ言いつつ、過ごせているんだと思っています。毎日娘と色々な会話をしている自分を幸せに思っています。
アンガーマネジメントには、家族との会話をもっと心地よく豊かなものにするヒントがいっぱいです。あなたも是非学んでみませんか？
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