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こんにちは!協会ブログチームの林祐利江です。
いつもブログを読んでくださってありがとうございます。

皆さんは、自分のお子さんにイライラすることはありますか?
って、愚問ですよね。

私にも、中2、高1、高3の息子がいて、思春期真只中の彼等に日々イライラを感じています。
最近もイライラすることがありました。家族で近郊にある観光スポットにお出かけした際のことです。

観光をした後に道の駅でお土産を買い、別の目的地へ出発という時になって突然「イヤホンケースがない」と高1の息子が言い出したのです。しかもそのイヤホンは高校に入学したお祝いに買ったばかりの少し高めのものだったのです!
急いで車内を探すも見つからず‥。

「どこに入れておいたの?」と聞くと「パーカーのポケットの中」と答える息子。
少しでも落とした場所の手がかりになるようにと、
「どこまであったか覚えている?」
「わかんない」
「さっきの店を出る前は?」
「わかんない」
「道の駅のお手洗いかもしれないけど見てくる?」
「それは絶対にない」
何を聞いても分からないと答える息子。焦る様子も感じられず、どうして欲しいのかの意志も伝えてこない事に私のイライラが募ります。

以前の私なら、
「大事なものなら何でカバンに入れたり預けたりしないの?」
「見つからなくても良いの?自分が落としているのに必死さが伝わってこないじゃない」
「大体さぁ、家族で出かけているのに何でイヤホンをしていたの?」
と捲し立てるように責めていたでしょう。

しかしそうすると伝えられた方は萎縮をして言葉にできなくなったり、言い訳を始めたりします。また、折角の楽しいお出かけなのに怒りの感情が周りにも伝播し雰囲気も気分も悪くなり嫌な思い出として残ってしまったでしょう。

そうした失敗を続けてきた私もアンガーマネジメントファシリテーターになってもう直ぐ10年。
まずは深呼吸をして6秒やり過ごし、家族に一緒に探してもらいたいとお願いをすることを息子に提案しました。

私からの提案にハッとして、家族にお願いができた息子に次は、「見つけるためにはどんなことができそう?」と問いかけました。すると「電話で落とし物がないか確認をしてみる」「歩いた場所を思い出しながら辿ってみる」「探している最中に従業員さんに会ったら直接聞いてみる」とアイディアが出てきました。「

じゃあ、やってみよう」と家族で「宝探しみたいだね」なんて笑い合いながら捜索活動開始。

イヤホンケースは、他のお客様が見つけて届けてくださり、電話連絡をもらって、30分後、無事息子の手元に届きました。

息子には、「次から大事なものはカバンの中に入れて持ち歩こうね」と伝えることもでき、その後も楽しく観光を続けることができました。

日々イライラすることは沢山あります。
そんな時も怒りと上手に付き合えることで家族との関係性も変わるんだなぁ。と改めて感じるお出かけでした。

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