皆さん、こんにちは。協会ブログチームの石井早代です。いつもお読みいただきありがとうございます。
さて、皆さん、この写真をご覧になって「なにか変だなぁ」とお気づきになるでしょうか？
そう、障子紙が内外逆に貼られています。この障子紙について、私のアンガーログ、ハッピーログをご紹介いたしましょう。
※アンガーログは怒りの記録、ハッピーログは、楽しかったこと、嬉しかったこと、幸せを感じたことの記録
ところで、皆さんは、障子紙って貼ったこと、ありますか？ 最近では障子を使う家も少なくなったように思いますが、私、先日4枚も貼りました！
というのも、家で法事をするにあたり、座敷4間を広く使うことになりました。しかし、床の間の座敷の障子紙が少し日焼けした感じになっていたのが気になったのです。新聞広告で、1枚2000円くらいで貼り替えができるのは知っていましたが、座敷4間分となるとあまりにも戸の数が多いので業者にお願いするのを躊躇していたのです。「だったら、自分で張り替えたらいいやん！」と言い出した他人任せな主人の一言に「イラッ」。私のアンガーログは、イライラ度3でした。
昔は、障子紙を剥がして、歯ブラシで糊をつけて、障子紙を貼るのが通常でしたよね（母がやっているのを見てただけ）。ネットで検索してみたら、貼り方動画まで紹介されています。実際、どんなものかまずは店頭に足を運びました。ホームセンターの障子紙コーナーには、糊で貼るタイプの他に、今は、アイロンや両面テープで貼るタイプもありました。そして、これらの方が糊で貼るものよりも頑丈なのだそうです。これはもう、私がやるっきゃないな！とアイロンで貼るタイプを選択。お客様に一番見えにくい居間の障子4枚に挑戦しました。
戸を外して、スプレーで水をかけて、角から古い障子紙を剥がします。スゥーっと簡単に剥がれるのが快感。その後、枠を拭いて、さぁ、新しい障子紙を角から貼っていきます。金差しを当て、カッターで余分なところをカットして、角からアイロンで抑えていきます。スゥーっとアイロンが枠の上を進み、完成しましたがやはり素人です。ややシワが見られるので、スプレーで水を吹き掛ければ、シワも少なくなり、私のハッピー度は5になりました。
これで話が終われば、何ら面白くもなんともないですよね。そう、この続きが問題なんです。
法事の日、クーラーが効くように、周りを閉めます。ところが居間の障子のところだけが、なぜか変なのです。そう、障子の内外が逆になっていました。
綺麗に障子紙が貼れたと喜んだのも束の間、主人から「なんか変や、あ、逆や」と痛い言葉を浴びせられ、私のイライラ度5となってしまいました。
無事に法事も終わり、私のドジな障子に気づくお客様も居なくて、内心ホッとしました。
でも、貼り替えなければなりません。アイロンで貼った障子紙はアイロンを当てて剥がします。
まぁ、これが本当に嬉しいくらいに綺麗に剥がれました。「これはもしかすれば…うまく貼り直せるかも」と剥がした障子紙を本来の側の枠に当てて、アイロンをかけてみると、なんということでしょう！アイロン糊が効いて綺麗に貼れたのです。私のハッピー度は7です。
さすがに床の間の障子を自分で貼り替えるほどの腕はないので、ここは業者に頼もうと思います。でも、今は障子の貼り替えでさえ、動画があり、まさにDIYです。是非、皆さんもチャレンジしてみてください。ハッピーログになるか、アンガーログになるかは、器用さがポイントにはなるでしょうが（笑）。
