ほっと・AM
AMエッセイ
アンガーマネジメントと落語~笑いはイライラの特効薬~
みなさまこんにちは。協会ブログチームメンバーの梶田多恵子です。
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
■落語が趣味です
先日、4年ぶりに落語会に行ってきました。
私は小学生の頃から落語が大好きです。町の福祉センターには小さな図書館があって、そこで落語の本を借りて読み漁っていました。広島には寄席がなく、目の前で落語家の演目を観ることはできないので、もっぱらテレビかラジオで落語を楽しんでいました。小学校6年生の頃にクラスで行った「お楽しみ会」では落語を披露した事もありました。大人になってからは、広島で開催される落語会に行くようになり、好きな落語家の独演会に何度か通いました。コロナ禍でしばらく行くことが出来なかったのですが、今回は久し振りの落語会で、腹の底から大笑いしてきました。
※落語会 気の合う仲間が集まって自分の得意な落語を披露する会
※寄席 多くの落語家が長時間入れ替わり立ち代わり講演する会・落語界のフェスティバル
※独演会 1人で出演する会・ワンマンライブ
■仕事のイライラとの向き合い方
実は、ここ最近、職場でイライラする出来事が多く、アンガーマネジメントがうまくいった日もあれば、逆にできずに、周りの人とのコミュニケーションがギクシャクしたこともあり、「ああ…またやった…アンガーマネジメント出来なかった…」と落ち込む事もありました。
職場(介護施設)ではケアの必要な入居者さんが多いのですが、職員が辞めてしまい人員不足の状態が続いており、私も疲れがたまっていました。加えて、私は先月から介護現場の仕事の他に新しい仕事を任され、「新しい仕事を任されたからには完璧にやるべきだ(アンガーマネジメント診断での「白黒パンダ」気質がもろに出てしまっている状況)」という私の「べき」がかえってストレスになってしまい、ストレス状態がイライラの原因になっていました。アンガーマネジメントとして、イライラすることが続く時には、気分転換が必要です。私もイライラが溜まりそうだなと感じたら、気分転換にお茶を飲む、音楽を聴く、深呼吸して心を落ち着ける、などしていたのですが、それだけでは不十分でした。
■アンガーマネジメントと落語会
そんな時、落語会に行ってきました。約2時間半、腹の底からずっと笑っていると「なんだ、私はずいぶんしょうもないことに拘っていたんだなあ」と、思いました。そういえば落語に出てくる人たちは「完璧に物事をやるべきだ」なんて人はほとんど出てきません。イライラモヤモヤしていた私の心にスーッとしみる特効薬のように、落語で笑う事がよい気分転換になりました。そして、改めて自分のイライラに向き合えることが出来たのです。そういえば、最近笑ってなかったなあ、眉間にしわ寄せて仕事していたなあ、そんな顔だったら、そりゃ周りの人も声かけづらいなあ…と自分の言動を振り返り、今度同じような出来事があったら、どうやってアンガーマネジメントできるだろうか?自分と同じようにイライラした人がいたら、自分はどう対応できるだろうか?と自分に問いかけてみました。私は事実(例:こちらが挨拶しても相手から挨拶されなかった)と思い込み(例:私は嫌われている)を分けていないことで、自分のイライラを助長するところがあることに改めて気付きました。そして、「笑いは百薬の長」という言葉があるように、笑う事は大事なのだな、と改めて思いました。
■アンガーマネジメントのコツはお気に入りの気分転換の方法を見つけること
ブログを読んでいただいている方の中には「最近イライラすることが多くて…」という方もおられると思います。イライラすることが多い、という方には気分転換できる方法を沢山持っておくことをお勧めします。5分くらいでできるもの、1時間くらいでできるもの、1日あったらできるもの、職場、外出先、自宅でそれぞれ使えるものなど、たくさんあるとその場その時で使えます。是非、「自分のとっておきの気分転換法」を見つけてください。
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