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皆さん、こんにちは。協会ブログチームの池田真茶です。いつもお読みいただきありがとうございます。

さて、私は仕事柄普段から高校生と関わることが多くあります。授業中だけではなく、休み時間や授業終わりにも、生徒たちから様々な話を聴いたり相談を受けたりしています。いつのことだったでしょうか。今でもとても印象に残っている話があります。生徒たちには、許可をもらったのでちょっとだけお話をしますね。

ある生徒が「秋に、推しのライブに行きたい!」って親にお願いしたけれど、自分の思っていた結果が得られず「キレちゃった」と、やってしまった後悔を教えてくました。普段は、親のこと、兄妹のことを楽しそうに話してくれるだけに、とても意外でした。それでも、わざわざ私に話そうとしている訳だから、何かしら聴いて欲しいことがあるんだろうなと思い、そのまま話を聴くことにしました。

ライブに行きたいというお願いに対し、親から出てきた言葉は、「まだどこで新型コロナウイルス感染するか分からない」「進学が決まってからにしたら?」など、大切な子を思う至極当然の返答だったようです。ところが、本人としては、自分の成し遂げたい理想と、いきなり突き付けられた現実とのギャップが大きくて「そんなこと言われなくても分かってるわ!」「でも、行きたいの!」と、勢い余ってつい親に向かって言い返してしまったとか。自分でも自分の言動にびっくりしたようです。

学校のこと、好きな人のこと、推しのことまで何でも話せるし、愚痴も聞いてくれる親。

つい言い過ぎてしまったことで、「コラ!親にキレるなんてあかんやろ?」と自分自身にダメ出しをし、数日間落ち込むほど反省したんだとか・・・。関西人らしいですよね。自分の失敗も笑いながら何でもネタにして話をしてくれます。

そこへ、友達が途中から話に入ってきました。「あっ、あの話?」「すぐ言い返したらあかんやんな!」「怒りの温度7やってんて!」と友達も笑っています。

週末、この友達の家に泊まりに行って話を聴いてもらい「言ってしまってどうやった?」「どうしたい?」など気持ちの整理をすることが出来たので、「ライブ行ったらあかんって言われてショックやった!」と、自分の想いを伝えた上で、「言い返したことは反省してる」「ごめんなさい」ときちんと謝ることが出来たと言います。

言い過ぎて失敗しちゃったけど、アンガーマネジメントを知って自分の感情に向き合えたことは、自分にとってとても大きな進展だった気がすると教えてくれました。

思春期になると、なかなか親と向き合って話すのは難しいですよね?改めて親と向き合うのは気恥ずかしいという人もいるかと思います。親でなくても、自分のちょっとした想いを誰かに聴いてもらって気持ちの整理をすることは大切なことです。

怒ってはいけない訳ではありません。

カッとなったらすぐ言い返すのではなく、6秒やり過ごすことが必要です。怒りで後悔しないようにきちんと自分の感情と向き合ってみてくださいね。

早く目標達成して「推しのライブ友達と行くねん!そのために頑張るわ!!」

笑いながら「怒ったこと」を楽しく報告してくれる生徒たちがとても大きく見えました。

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