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本当は腹が立っているのに怒れない。

「いつも私に責任を押し付けて、一言くらい言ってやりたいのに言えない」「何度言っても同じことの繰り返し、どうせ言っても無駄だよな」など、本当は腹が立っているのに怒れない。

「人前で感情を露わにするのは恥ずかしい」「ヒステリックな自分は見せたくない。ガマンガマン」と、人前では怒らないよう抑えている。

皆さんは、このように作り笑顔をして、何事もなかったかのように振る舞ったり、何も言わなかったりしていませんか?

実は、「怒れない」「イラッとしても我慢してばかり」という人が増えています。

動物にも怒りの感情があると言われています。怒りの感情は誰もが持っている自然な感情です。

怒らない人はいないですし、なくすこともできない感情である「怒り」を我慢しようとする背景には、様々な要因が考えられます。

怒らないことにもデメリットがある

例えば「怒ることは悪いことだ」と誤解していることもその1つです。そのためか、怒った後のことを考えて、相手との人間関係を壊したくないという気持ちがあることも多く、自分が怒ることによって、相手に嫌われたり、面倒なことになったりしないよう、我慢してしまうのです。

他には、怒ったことで「相手と気まずくなった」「言い返されて立場がより悪くなった」など、怒って良かったと感じた経験がない場合、どう怒れば良いか分からずに自分さえ我慢すれば良いのだと思ってしまいがちです。さらに「パワハラと認定されたら困る」「理解のある人に見られたい」「優しい人だと思われたい」という心理が働くこともあるでしょう。

そうした背景はあるものの、ここで考えて欲しいのは、怒らないことにもデメリットがあるということです。

怒らないと、相手に自分の気持ちや考えが伝わりません。受け入れたくない問題も、相手に分からないままなので、状況が変わりません。

相手に伝えないと、やりたくないことをやることにもなり、ストレスもたまるでしょう。

そのはけ口として、物に当たって壊したり、大切にしたい家族や友人に八つ当たりをしたり、自分に矛先が向かうこともあります。それでは、心の病気にもなりかねません。

怒りを我慢することがアンガーマネジメントではない

皆さんに知って欲しいのは、怒りを我慢することがアンガーマネジメントではないということです。怒っていいのです。怒らない人を目指すのではなく、怒る必要のあることは上手に怒れるようになることを目指すのがアンガーマネジメントなのです。

怒りの感情のままに怒鳴ったり感情をぶつけたりしても伝わりづらくなるだけですよね?

ところが、伝える際の言葉や態度、行動は自分で選べます。「自分がしてほしいこと、してほしくないこと」つまり、「リクエスト」を相手に伝えるということが大事になってくるのです。

私は、長年、怒りを飲み込み言えないでいましたが、アンガーマネジメントを学びトレーニングを重ねることで少しずつ上達し、怒れるようになりました。

自分の怒りに隠れている「リクエスト」を探してみる

これも上手に怒れるようになるための方法の1つです。アンガーマネジメントを実践して「怒れない」のではなく、怒る必要のあることは「上手に怒れる」ようになっていきましょう。

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