ほっと・AM
ティーン
コラム - アンガーマネジメント
中学校の授業でアンガーマネジメント!
アンガーマネジメントにはティーン向けのプログラムがあります。12歳から18歳のティーンを対象としたプログラムで、協会指定の「アンガーマネジメントゲームfor teen」を用いて行うプログラム。怒りに振り回されず建設的な解決方法で感情マネジメントができるよう学びます。
中学校でアンガーマネジメント
筆者はアンガーマネジメントティーンインストラクタートレーナー(以下AMTIT)という資格を取得しており、ティーン向けのプログラムを行うことができます。先日、同じくAMTITを持つ会員から声をかけてもらい、その方の母校である東京都世田谷区の佼成学園女子中学校の授業としてアンガーマネジメントをお伝えしてきました!
※ブログ記事の掲載にあたり佼成学園女子中学校から了承を得ております。
全学年で実施
1年生から3年生まで、各教室に伺いました。各学年2時限ずつ。3人で伺って、一人1クラスずつ、担当しました。
授業依頼の経緯
入学やクラス替えというタイミングから日が浅かったのもあり、クラス内コミュニケーションの向上を目的にご依頼いただきました。さらに、プログラムを通して他者と考え・価値観の違いに気付くことも目的とされていました。
ゲームの様子は?
最初は手探りの雰囲気で始まりますが、ゲームが進むにつれ自然と盛り上がり、途中で解説したいとこちらが声をかけたときも声がかき消されるほど!ゲームの進め方もすぐに習得して進める姿はさすが中学生です。ルールや得点の獲得方法が理解できた生徒さんが積極的にゲームを進めていました。
ゲームの終了時には振り返りの時間を設けます。様々な感想・気づきがありました。
- 人によって怒りを感じることとそうでないことが違って驚いた
- 自分は怒っていても友達はあまり怒っていない、ということがあると知った
- 今日学んだことを人間関係に生かしていきたい
全部お見せしたいぐらいなのですが、ほんの一部の紹介でした。
ティーン講座は大切なことがたくさん詰まっている
こちらが意図しないことも、ゲームを通して自然と気づきを得て、今後の長い人生に生かせるポイントを見出していると感じられる感想が多く寄せられました。
自然と活発なコミュニケーションに繋がるこのゲーム。生徒さんたちが自分の考えを述べている様子を見ると、普段伝えていない内面をゲームを通して伝え合っている。そしてその語りに耳を傾けている姿は、コミュニケーションを取る上で大切な関わりだと感じます。
仲間との活動
いかがでしたか?アンガーマネジメントティーン講座の様子が少しでも伝わったでしょうか。今回、同じ資格を持つ会員の知人から声かけがあってこのような機会が得られました。当協会ではこのように、会員同士の交流や情報交換も行っています。仲間と一緒なら心強い部分も多いにありますね!
講座情報はコチラ:
https://www.angermanagement.co.jp/seminar
現在、日本アンガーマネジメント協会ではオンライン講座も開催しています。