コラム
10代が活躍 いじめ撲滅プログラム
米ミシシッピー州のローカル紙から、2人の少女がいじめ撲滅キャンペーンで表彰された話題をお届けします。
地元の高校を今年の夏に卒業したメイデリンさん(17才)とジョーダンさん(18才)は、高校最後の夏休み期間中、 「Brave Program(勇敢プログラム)」といういじめ撲滅のプログラムにボランティアで参加しました。
このサマープログラムは7才から13才を対象に8週間に渡って開かれ、「相手の気持ちを理解すること、アンガーマネジメント、言葉や身体的ないじめにどうやって対応したらいいか」という内容を学習します。参加する子ども達はいじめの被害者、それを教室で目撃した生徒、また自分が実際に誰かをいじめていた生徒も含まれます。
彼女達は「どうやって自分のキャラクターを作るか」など野外活動を通して教え、子ども達のメンターとして活躍しただけでなく、運営スタッフと子どもの橋渡し役もこなしました。
表彰式にあたり、郡保安官は「ここまで献身的にプログラムに貢献してくれる高校生はなかなかいない。本当に彼女達を誇りに思う」と賛辞を送り、記念の楯をプレゼントしました。
彼女達はこれから軍の基礎訓練に入るそうです。小中学生と年齢が近い彼女達だからこそ担えた役割も大きいでしょう。学生最後の夏休みを、このように有意義に過ごす方法もあるのですね。
(英文記事URL)
http://www.sunherald.com/2011/10/05/3488465/model-teens-give-back-to-brave.html