ロドニー・アトキンスは「ウォッチング ユー」等のヒット曲で知られるカントリー歌手です。2007年にはプラチナアルバムを獲得して活躍していたのですが、実は最近裁判沙汰になっていました。
起訴状によると、11月初旬、酔っぱらったロドニーは妻タミーと喧嘩をし、枕で窒息させようとしたそうです。タミーの主張では、8才になる息子の目の前で顔を掴まれて廊下に投げられたのだとか。そこで彼女は警察を呼びました。
この家庭内暴力事件に対し、テネシー地方裁判所のウィリアム判事は無罪を認めました。判決のお陰で、ロドニーは汚点とも言えるこの事件を彼の記録から正式に抹消できる事になりました。
判決が出る前、ロドニーは自主的にアンガーマネジメント講習、アルコールとドラッグ使用の検査に赴き、各テストをパスしたそうです。
新聞の取材で、ロドニーは「私と家族のために、この判決を出すために尽力して下さった皆さんに感謝します」と述べています。とは言っても、奥さんとはもうじき離婚する予定です。
昨日突然亡くなったホイットニー・ヒューストンも、当時の夫ボビー・ブラウンの家庭内暴力に悩まされて離婚しました。米国の歌手にも、アンガーマネジメントを学ぶ必要がある人がたくさんいるようです。せっかく恵まれた才能があるのですから、自らそのキャリアを汚すのは非常にもったいないですね。
(英文記事URL)
http://www.rttnews.com/Story.aspx?type=ent&Section=2&Id=1817914&SM=1
