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アンガーマネジメントでは、よくaggressive(攻撃的に)ではなく、assertive(自己主張型)で自分の怒りを上手に表現しましょう、と教えます。しかし怒りを上手く表現するのは難しく、誰かを怒る位なら自分の中だけでその思いを止めてしまおう、という人も少なからずいるのではないでしょうか。でも気持ちを自分の中に溜め込むのは、体に悪影響を与えてしまいます。今回はその具体例を見て行きましょう。

怒りを自分の中に溜め込んでしまうタイプの人は、心臓病のリスクが上がります。ストクホルムで2.755名の男性サラリーマンを対象に調査を行ったところ、仕事上でフェアに扱われなかった時、そのまま何も言わずに場を立ち去る人は、上司に自分の意見を主張した人より心臓発作のリスクが2倍になる事が判明しました。

これはずっと長い間怒りや敵意を溜め込むと、ストレスが増加して循環器系に影響を与えるからです。

またマイアミ大学では、前立腺がんを患った男性61名を対象に「怒りの抑圧レベル」を測り、血液検査する実験を行いました。すると自分の気持ちをはっきり主張できるタイプの人の方が、腫瘍を攻撃するナチュラルキラー細胞(白血球)の数が多い事が判明しました。自己主張ができる人はストレスホルモンのレベルが低いから、というのが実験を行った科学者の分析です。

怒りを溜め込むと、自分の体には相当なストレスがかかってしまう事をお分かりいただけたでしょうか?アンガーマネジメントで、正しい怒り方・自分の気持ちの伝え方もぜひ勉強してくださいね!

(英文記事URL)
http://www.dailymail.co.uk/health/article-2124219/Calm-Being-angry-makes-ill-
Shrinking-lungs-haywire-heart-immune-shutting-down.html?ito=feeds-newsxml

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