コラム
アメリカではサマースクールでアンガーマネジメント
アメリカでは、長い夏休み中に子供向けの様々な合宿が開かれます。
例えば今回ご紹介するサッカー合宿の場合、スポーツの技術向上はもちろん、アンガーマネジメントを始めとする「セルフコントロール術」も教えているのだそうです(参加者はもちろん10代です!)。
具体的には、子供達は午前中に「相手との対立した時の解決方法」「アンガーマネジメント」「その他のライフスキル(どうやったらより良い人生を送れるか)」といったメンタルにフォーカスしたトレーニングを受け、午後にいつも通りのサッカートレーニングをするとのこと。
「このライフスキル講習で何を学んだか」と記者が聞いたところ、少年はこう答えています。
「社会とどうやって関わればよいのか学びました。そして自分自身の状況に対応する時、今までとは違ったアプローチがあると知りました。例えば僕と誰かが争うような事態になった場合、僕は相手と争う代わりにその場をただ離れる、といったように」
立派な答えではないですか!
主催者の話です。
「15-18才の少年達に争いを解決する方法、アンガーマネジメント、自尊心などについて討論させ、彼らが現在持っているスキルより良い方法を教授します。
合宿に参加した当初と終了する頃とでは、振る舞い方などが別人のように成長しますよ。日常生活へ応用できるようになりますし、争ったり怒ったり事が『男らしさ』には必要ない、ということを理解してもらえるのです」
10代の頃にこのようなトレーニングを受けられれば、社会人になってからも更に充実した生活が送れますね。
(英文記事URL)
http://7newsbelize.com/sstory.php?nid=20344