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「この学級でよかったと思える」締めくくりを!

2016年02月25日

平成27年度もあと1カ月となりました。この時期、幼稚園・小学校・中学校など、多くの教育現場で年度末の授業参観や懇談会が開かれていることと思います。また、会社なども年度のまとめの時期に入っていると思います。
皆さんは、今年度1年をどんな気持ちで締めくくりますか?

◆イライラで締めくくる

新卒4年目の先生で、もう最悪です。子どもたちの扱いは下手だし、授業もさっぱり分かりません。もっとベテランの先生に担任してほしかった。もうあんな学級、こりごりです。毎日イライラしていました。
最後の参観は、算数の授業。もっと子どもが活躍できる内容とか考えられないのかしら? 子どもとも「来年は、違う先生がいいね」って話し合っています。

◆感謝で締めくくる

我が子が毎日元気で過ごせてよかったと思います。
最後の授業参観は「2分の1成人式」。10歳になった子どもたちが、将来の夢を発表するそうです。私たちの頃にはなかったことなので、今から楽しみです。
担任の先生は我が子が登校をしぶったとき、毎日連絡帳に励ましのことばを書いてくれました。その後、我が子は嘘のように元気になって学校に通い始めました。
「終業式の日に先生にお手紙を渡すよ」と話しています。私も最後にお礼のことばを書きたいと思います。

子どもたちにとっての1年はとても大切です。学級が楽しくて、授業が分かって、元気で過ごしてほしい・・・。親御さんであれば誰しも願うことですね。

「学級は生き物だ」とよく言われます。生き物ですから、元気なときもあれば、元気がなくなるときもあります。学級がうまくいっているときもあれば、あれよあれよという間に荒れていくときもあります。

学級を育てていくことはとても難しいことです。とくに、近年は、保護者の方の理解と協力なしに、それを成し遂げることは難しい状況になっています(参考:本コラム2月9日「集団になじめない我が子にイライラしてしまう」 ※1)

◆予測できないことにイライラしないで

来年度の担任は誰になるのか、同じ学級の子どもたちは誰になるのか、いじめはないだろうか・・。心配なことはたくさんあります。
予測できないことを考えてしまうとイライラが募ります。また、そういう感情でお子さんや学級を見てしまうと、ますます怒りの温度計が高くなっていきます。

残された今年度最後の1カ月をお子さんが楽しく過ごせるよう、イライラした気持ちではなく、温かい気持ちで見守っていきましょう。お子さんが「この学級でよかった」とつぶやく日を心待ちにしてみましょう。

新年度が始まる直前の3月19日に、子育てシンポジウム(※2)があります。
「イライラしない子育て」について、ご一緒に学んでみませんか。そして、新しく始まる一年をイライラしないで過ごしてみませんか。

※1 2月9日コラム
https://www.angermanagement.co.jp/outline/blog/11776
※2「イライラしない子育てシンポジウム」の詳細・お申し込みはこちら
https://www.angermanagement.co.jp/event_20160319

(文:三浦和美/編集:川嵜昌子