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よく怒る人は、怒られ弱い?

2016年05月10日

ゴールデンウイークも終わり、いつもの毎日が戻ってきました。

ゴールデンウイークには会うことがなかった、あなたのまわりの怒りっぽい人は、相変わらず怒っていることでしょう。
たとえば職場で、「は~?いったいこれは何だ!」「まったく、どいつもこいつも!」という具合に。

あなた自身が、家庭で、職場で怒っているかもしれません。
「早く起きなさい」「さっさと用意しなさい」「早く食べなさい」「急ぎなさい。遅れるでしょう」。
「あ~もう、休み中にメールが大量に来ている」「は~? この前注意したのに、また間違っている。ちゃんと確認してよ!」「え~、今週中? 無理!」と。

連休明けのイライラに関しては、以前、「連休中、連休明けの不調、イライラを防ぐために」でも書いていますが、気持ちを安定させるために「深呼吸」をし、意識的に明るく振る舞うとよいでしょう。

 

◆怒られ強い人、弱い人

さて、よく怒っている人は、一見「怒られ強い」人のように思えます。
人から何か言われても、「え~っ、何それ? 意味がわからない」「それは違うだろう」「そう言われる筋合いはないよ」などと怒り返すことも多く、人に怒られても平気な人のように見えます。
けれども、実は、よく怒る人は、「怒られ弱い」のです。

「怒られ弱い」人は、人に怒られたり、何か指摘されたりすると、落ち込んだり、傷ついたりするだけでなく、怒り返したり、反発もします。
なぜなら、相手のことを理解できない、許せないからです。

相手に対して、「そういう考えもある」「そういう人もいる」「そういうこともある」と思えれば、腹も立ちませんし、自分が否定された、攻撃されたと思って、必要以上に落ち込んだり、傷ついたりもしません。

「怒られ強い」人は、考え方、価値観は人によって違って当然、その人が生まれ育った環境や経験によって、その人が信じている「こうあるべき」という常識、理想は違うと思っているからです。

けれども、「怒られ弱い」人は、「そういう考えもある」「そういう人もいる」「そういうこともある」とは考えられません。
自分とは別の考え方、価値観、そういう人がいることを認められないのです。
そのため、ときとして、相手に対して「意味がわからない」「そっちが間違っている」と怒り返すのです。

 

◆「違っていて当然」と思えるかどうか

「怒られ強い」人は、怒られたときに、「この人は、どういう考えからそれを言っているのだろう」と思い、相手を理解しようとします。
そして、「自分に対して何を求めているのか」「どうして欲しいのだろう」と考え、対応できることは対応しようと思います。
けれども、「怒られ弱い」人に、その余地はありません。

「怒りっぽく、怒られ弱い人」から脱却するためには、世の中には、いろいろな人がいる、自分と違う考え、価値観の人もいるということを意識することです。

そして、「人は一人ひとり違う」「違っていて当然」「だからこそ面白い」と思えれば、必要以上に怒ることもなくなり、安定した気持ちで毎日を過ごすことができるでしょう。

 

(文・編集:川嵜昌子