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3月3日の桃の節句、女の子のいるご家庭ではお祝いされたでしょうか。
我が家は息子ばかりなので、まったく関係のない一日でした。

桃の節句と言えば雛人形ですが、雛人形選びで、思わぬトラブルになることがあります。
初節句に買うことが多い雛人形は、いつ買うか、だれに買ってもらうか、どんな種類のものを買うか、金額はいくらくらいか・・・などで、もめることがあり、アンガーマネジメントが必要な場面に出会うことがあります。
事例を元に、考えてみましょう。

◆買ってくれる義母と好みが合わない

初孫の初節句に義母がお雛様を買ってくれることになりました。
義母は華やかな顔のお雛様を勧めるのですが、私は木目込み人形のような素朴な感じがする人形のほうが好きです。
しかも、義母は初孫には立派なものを贈りたいようで、段飾りのものを勧めてきますが、うちにはそんな広さはありません。むしろ邪魔なくらいです。

夫に聞いても「どっちでもいいよ」と興味もないようで、話になりません。
お金を出してもらう手前、私からはあまり強く言えません。
そろそろ買わなくてはいけないのに決められず、イライラしてしまいます。

◆雛人形に対する双方の「~べき」

このケースでは、雛人形に対する義母の好みと自分の好みの違いに悩んでいらっしゃいました。

義母は「雛人形は豪華に華やかに飾るべき」という考えをもっていらっしゃいました。
段飾りのような、現代の住宅事情で、場合によっては不可能な場合があるにもかかわらず、「雛人形は豪華に華やかに飾るべき」という考えを優先したお雛様選びでした。

逆に相談者のかたは、華やかなものよりも、落ち着いた感じを好む傾向にありました。
「雛人形は豪華であるべきではない」という考えをもっていたのでしょう。

どちらのべきも間違ってはいません。ただし、自分とは違う考え方をしても、それを批判したりすることなく、それらの考え方を受け入れたうえで、改めて話し合いをする必要があるでしょう。

◆誰のための、何のためのお雛様なのか

女の子の初節句、どんなお雛様がよいか、お母様も迷いますよね。
一生ものなので、しっかりと吟味して、納得のいくものを贈りたいという気持ちもわかります。同時に祖父母や夫からもいろいろ意見を言われて、困惑することもあるでしょう。

雛祭りは端午の節句(5月5日)と並ぶ、子供のすこやかな成長を願う重要な年中行事です。
雛祭りの本当の目的は、子供のことを思い、お祝いをすることだったはずです。

だとしたら、形にこだわることよりも、子供と一緒にお祝いの準備をしたり、雛祭りをもっと楽しむ方法を考えたほうがよいのではないでしょうか。

3月19日(土)に子育でのイライラを解消する方法をお伝えするセミナーを開催いたします。
雛人形の三人官女ならぬ三人の賢者たちがお話いたしますので、ご興味のある方はどうぞお申込みください。

イライラしない子育てシンポジウム
~アンガーマネジメントとアドラー心理学に学ぶこれからの子育て〜
https://www.angermanagement.co.jp/event_20160319

(文:相原あすか/編集:川嵜昌子

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