ほっと・AM
こんなときに役に立つAMテクニック
電車の中に迷惑な人たちがいたら…
■私のイライラ体験談
吉野山に旅行した帰りの観光列車で、隣の席にいた酔っぱらい女性3人グループが大きな声と強い口調で他人の批判や愚痴を話し続けていました。嫌でも耳に入るネガティブな会話に「旅行の楽しい気分をネガティブな会話で台無しにしないでよ!」と酔っぱらいグループにイライラし嫌な気分になりました。
■使ったアンガーマネジメントテクニック
行動のコントロール「分かれ道」
(怒っている状況を「変えられる/変えられない」「重要/重要でない」の2つの軸で整理し、自分の行動を決める)
■その後の変化
酔っぱらい相手に文句を言っても、自分が我慢してもこの不快な状況は変わらないだろうと思いました。変えられないのであればそれを受け入れて、かわりに自分が快適になる為にこの場から離れるという行動を選択しました。ラウンジの車両に移動したら貸し切り状態だったので、静かな環境でゆっくりお茶を飲みながらアテンダントの方と会話を楽しむこともできて、より楽しい時間が過ごせました。
■メッセージ
電車などの公共の場でのマナー違反に怒りを感じることは問題ないですが、健康的で幸せになれるように「行動のコントロール」をすることが大切です。「向こうが悪いのに自分が移動するのはおかしい」と考えてしまうと、いつまでもその怒りに囚われてしまいます。「自分の大切な時間」を自分ではどうすることもできない事に費やすのはもったいないことですよね。その怒りを早く手放して、楽しく有意義な時間を過ごしましょう。