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AM物語…それは、4人家族の増怒(ますど)家で、主人公のあつこが、夫や子どもとの関わりで生じるイライラを、アンガーマネジメントによって解決していく物語。増怒家の人物紹介はこちら
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【前話】
https://www.angermanagement.co.jp/blog/51609

私は増怒(ますど)あつこ、40歳。増怒家のお母さん。
仕事と家庭の両立がうまくいかずにイライラ…怒りが増すばかり、そんな毎日を送っています。特に夫や子ども達には怒ってばかり!毎晩、子ども達の寝顔に向かって「怒りすぎてごめんね…」と心の中で謝り、自責の念にかられています。

《今日のあつこの怒り》
今日は休日。とはいっても、ワーキングマザーの私は休日のほうが忙しい…。平日は仕事でできない家事をまとめてやらなくちゃ。でも夕食くらいは、何か美味しいものが食べたいので、他の家事はさっさと済ませてお料理に時間をかけよう。

夕食の準備をしていると、友達と遊びにいっていたあみが帰ってきた。「おかえりー!」と出迎えたのに、あみは「うん」と無愛想に返しただけで、部屋に入ってしまった。
「何なの?あの態度」とイラっとしてしまう。でも、ここは6秒ルール、そして、自分の「べき」を考えて…。「帰ってきたら、元気よくただいまっていうべき」これは、私の「べき」よね。
でも、あみはもしかしたら体調が悪いとかお友達とケンカしたのかもしれない。そんなときに、元気にあいさつなんてできないものね。そう思ったらなんだか心配になってきたな。あみ、大丈夫かしら?食事が終わったら少しあみとお話してみようかな、最近ゆっくり話す時間もなかったから。

夕食を終えた後、あみと2人でお風呂に入り最近の出来事について話してみる。すると、あみが「友達とちょっとしたことで言いあいになって」と友達とケンカしてしまい、悲しい気持ちになってしまったことを話してくれる。
「そっかぁ、あみの気持ちが伝わるといいね」と否定することなくあみの話を最後まで聞いた。
「なんか、ママ優しくなったね。聞いてくれてうれしかったよ」とあみに笑顔が戻る。
「え?そう?ママはいつも優しいのよ」とふざけてみたが、内心はあみが言ってくれたことがとても嬉しかった。

僕は6秒王子。人々にアンガーマネジメントを教えるために夢の中だけに現れるのさ。

王子、私ね、なんとなくアンガーマネジメントが身に付いてきたような気がするの。
今までだったらイライラしてしまったことも、意味付けを変えることで全く違う感情になったりするのね。

そうだね、あつこさん。よく気が付きました。
出来事というのは変えられないけれど、そこに意味付けしているのは自分自身なんだ。その意味付け次第で、その出来事は怒りになったりならなかったりするね。
出来事自体には何の意味もない。そして、その意味付けを決めているのは自分の持っている「べき」なんだよ。今日のあつこさんは、イラっとしたときもすぐに反射せず、あみの態度に隠れている感情のことまで考えることができていたね。素晴らしい!その調子で、自分の「べき」を探してみるといいよ。
Let’s Challenge!アンガーマネジメント♪

(イラスト/松山知子)