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■1)あなたの仕事内容について教えてください。
働く方の「心と身体の健康管理支援」をする産業保健師として活動しています。対象は10代から70代までと幅広く、年齢に応じたライフイベントがある中で、産業医や人事労務と協働しながら労働パフォーマンスが十分に発揮できるよう個人の健康管理や、職場内の環境調整など、企業の生産性にも寄与する仕事をしています。

■2)あなたの業界あるあるイライラ事例を教えてください。
健康管理支援をしていく時には、対象となる本人だけでなく、本人が所属する部署の上司、また人事や総務、産業医、かかりつけ医等、他部署などとの関わりがとても多いのが特徴です。本人の支援のため連携をしたときに、置かれている立場で意見が異なったり、対立したりするときがあり、調整が上手くいかずイライラすることがあります。

■3)以前(アンガーマネジメントを学ぶ前)はどのように対処していましたか?
以前、意見が異なったり、対立したりしたときは、なぜ連携を上手くやろうとしないのか、なぜ自分の立場を優先した言葉を感情的に話すのか、なぜ困っている本人をもっと理解しないのか、なぜ一方的に決めつけるのかとイライラし、心の中で相手を責めていました。そんなことがあると、帰宅してからも思い出してまたイライラを繰り返していました。意欲が薄れ、諦めの感情が湧いてくることが一番嫌でした。

■4)アンガーマネジメントファシリテーターになってから、どのように活用していますか?
「アンガーログ」を付け始め、自分の怒りの特徴がわかったことが大きな収穫でした。「思考のコントロール」の二重丸目を、どうにかして広げていくこと、その後の「行動のコントロール」で、変えられないけれど重要な場合、諦めないで思いを伝えられるようになり、それ以外は思考から外すようになりました。相手の第一次感情を理解するようになると、そんな見方もあるのかとむやみに怒らなくなりました。

■5)仕事において、どのような変化がありましたか?
身近な、職場の働く仲間からの相談がとても増えました。「ただ聞いてくれるだけでなく、アドバイスが腹落ちして心がすっきりする」と言われています。怒りの相談を、公平に客観的に聴くことができるようになりました。仕事では、メンタルヘルス不調の方の相談にとても役立っています。また上司であっても同じように対応できるようになりました。

■6)メッセージ
職場環境が良ければ、誰もが持てる力を発揮してずっと働きたいと思っています。それは家庭も一緒ですね。アンガーマネジメントを知って、いつでもどこでも実践できるようご一緒に学んでいきましょう。