ほっと・AM
こんなときに役に立つAMテクニック
楽しい旅を!
■私のイライラ体験談
私は仕事の都合でよく朝イチ便の飛行機に乗ります。朝が弱いので、やっと間に合うような状態で、まだまだ眠くてちょっと機嫌が悪いです。
ある日、飛行機の中でずっとおしゃべりをしている女性4人組に遭遇しました。うるさい・・・私以外の周辺の人たちも睨んでいます。しかも、テーブルを出して飲み物や食べ物を広げているではないですか。「ウソでしょ・・・離陸前にそれはないわ。CAさん、早く気づいて声かけてよ。もう!なんで気づかずに通り過ぎるの!?」見れば見るほどイライラしてきます。
■使ったアンガーマネジメントテクニック
3コラムテクニック(「べき」と向き合い、より良く書き換えるためのテクニック)
■その後の変化
まず、イライラした内容から、私は以下のような「べき」を持っていることがわかります。
・飛行機の中(公共の場)では、大きな声でおしゃべりするべきではない
・多少の会話ならまだしもずっとしゃべり続けるべきではない。
・朝が弱い人や疲れている人もいるのだから周囲に配慮するべき
・離着陸時は機内のテーブルや背もたれはしまうことを知っているべき
・CAさんはルールを守っていない人を早く見つけて注意するべき
次に、どのように考えれば「自分にも周りの人にとっても長期的に健康的でいられるだろうか?」と考えてみます。
・機内ルールも知らないのだから初めて飛行機に乗るのかも
・友人と久しぶりに再会したのかも
・ずっと前から楽しみにしていた旅行で興奮しているのかも
・いつも早起きで朝弱い人がいるなんて思わないのかも
・CAさんは離陸直前に声をかけようとしているのかも
そう考えると、むしろ「良い旅を!」と微笑ましく見えてきました。
■メッセージ
3コラムテクニックを行う時、私は「レッツ!ボジティブ妄想」と自分の中でつぶやきます。事実かどうかは問題ではなく、そう考えるとなんか楽しい、そんな妄想をしてみます。考え方ひとつで心持ちがガラッと変わるので、本当にアンガーマネジメントを知ってて良かったなぁ、と思うのです。