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こんにちは!協会ブログチームの新出です。

コロナ禍で思うように外出できない日々が続いていますが、そんな中におうちトレーニングに励んでいる方や、人出の少ない時間に散歩やランニング、サイクリング等を楽しむ人も多いのではないでしょうか。今回は、スポーツに関する怒りについて自身のランニングの経験を踏まえて考えてみました。(他の運動をされている方は、その運動に置き換えてみてくださいね。)

スポーツに関する怒りと言えば、テニスプレイヤーがラケットを投げつけたり、野球ではバッターがデッドボールを受けピッチャーへ向かって行ったり…という事を思い浮かべる方も多いと思います。きっとそのようなプレーで悩む人は自身へ厳しい選手かもしれません!ぜひ、アンガーマネジメントを取り入れ更に最高のプレーヤーを目指して欲しいです。

スポーツに関する怒りは、目に見える上記のような行為以外にもたくさんあります。
今回は「衝動のコントロール」について書いてみたいと思います。

腹が立った時、絶対にしてはならないことがあります。それは反射です。反射とは考えなしに何かを言ったり、したりすることです。もし反射的に何かを言ったりしたりすれば、それは後悔につながりかねません。反射をしないために大切なのが「衝動のコントロール」です。アンガーマネジメントでは反射を防ぐために「6秒待つ」方法をお伝えしています。

私は「2021年ブログチーム紹介」の中でも書きましたが、ランニングが大好きです。現在はコロナ禍で市民レースも開催されないので寂しい限りですが、いつか以前のように市民レースが開催される日を楽しみにしながらランニングに励んでいます。「レースがないなら、走っても仕方ないじゃん。」という声も聞こえてきそうですね。

では、なぜランニングを続けられているかというと、「トレーニング頑張ってきたけどあの人に負けて悔しい!いつか勝ちたい」とか「練習サボってたらタイムが遅くなっちゃった!自分のバカヤロー!」などという過去の自身の怒りを武器にし、自分の気持ちや身体を大切にできるようになったからかなと思っています。

写真は、ゲームに負けて悔しがるも、反射せず「ぐっ…」と我慢している息子です。

アンガーマネジメントでは、怒りを感じた時、その怒りの原因は誰かでも出来事でもなく自分に原因がある、と考えます。例えば過去、私は自分のタイムが思うように出せなかった時、私は他のランニング仲間や自分の体調のせいにしていました。そしてイラっとして反射的に「あの人に負けたからもう走るの辞めた!」「今日は調子が悪かったから。」「仕事が忙しくて練習できなかったんだ。」と余計な一言を発していました。

アンガーマネジメントではこのような行為は、衝動のコントロールができず「反射をした。」ということに当たります。このように衝動的な行動を取ってしまうと(反射してしまうと)冷静になって考えた時「走るの辞めなくても良かったな…再開したいけど元の走りに戻るのに時間が掛かっちゃうな…」「何でタイムが出ないからって余計な事言ったんだろう。みんなそれぞれ頑張っているのにな」と後悔に繋がります。

私は過去に上記の言い訳をして「なんだ、走るの辞めたんじゃなかったの?」と仲間に尋ねられ、余計な事言っていたなぁと恥ずかしくなったり、悔しさのあまりヤケ酒をし、無駄に二日酔いになって「別にタイムが出ないことくらいよくあるのに。あんなに悔しがる事だったのかな、あー具合悪い…」と後悔したり…シューズのせいにして、お金のことを考えず勢いでランニングシューズを「ポチっ」と衝動買いしたり…当時は若気の至りかと思っていましたが、実はアンガーマネジメントの「衝動のコントロール」ができておらず「反射」ばかりしていたんだなぁ、と今では思います(笑)

似たような内容で「ダイエットのために運動をしたり食事制限をしているけれど、なかなか痩せないな」→「もうダイエットなんて辞めた!」とドカ食いをしては後悔。仕事帰りにジムに行って筋トレしようとしていたのに、仕事で時間が取れなくてできなかったことに腹を立てて、家に帰って家族に八つ当たりしてしまったり…「衝動のコントロール」ができずにやってしまう様々な「反射」がスポーツにも多く潜んでいると思います。ですが、そんな怒りを感じていては、本来であれば自身のために楽しみ、頑張るはずのスポーツがストレスになってしまい悲しいですよね。

私はアンガーマネジメントを自身に取り入れてからは、思うように練習が出来なかったりタイムが出せなくても「歳だからこんなもん!さぁビール飲んで休んで明日からまた頑張ろう!」とか「あれ以上練習したらもっと疲れて今日はもっとタイム悪かったかも。「あの話題の厚底シューズで走ったらもっと早く走れるかな?今まで頑張ってきたし、買ってみようかな?」といつも前を見られるようになったと感じています。そして、トレーニングをするたびに楽しさややりがいを感じます。みなさんもぜひスポーツにもアンガーマネジメントを取り入れて、のびのびと楽しく取り組んでいきませんか?

次回は「衝動のコントロール」ができた私の「思考のコントロール」について書けたらと思っています。

こちらの書籍に怒りを武器にする方法が書いてあります。読み終えますと、人生が明るく開けた気持ちになりました。

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