昨年12月。某本屋さんに行ったら、レジ前の結構目立つブースに「手帳コーナー」が。そこに、ビニールカバーのついた、ひときわ目立つエメラルドグリーンの冊子が平積みされているではありませんか。そしてそこには「アンガーマネジメント」の文字が。ん？ここのところの私の中でのホットワードである「アンガーマネジメント」を見つけたぞ。引き寄せられるように近づいてみてみると、「アンガーマネジメントトレーニングブック2022年版」とあるではありませんか。
（そうだそうだ！この冊子のことを、11月に、アンガーマネジメントファシリテーター養成講座に出席した際、講師の方が言っていたぞ)ちょっとテンションが上がってしまい、周りに人がいたら、つい話しかけてしまいそうなモードで手に取ってみました。
既に2022年に使用する予定の手帳を購入してしまっていた私。中身を細かく見て吟味してみたかったのですが、コーティングされていて、見られないようになっていました。でも、ビニールカバーのところに、「ただの手帳じゃないんです！！」との手書き風記載が！とても気になる。さらに「パラパラしてみればわかります」とある。内容が充実していそう。これを使えば、相当、アンガーマネジメントのトレーニングになりそうな…。
私は昨年末に日本アンガーマネジメント協会の会員になる縁ができた新参者です。2022年を、自分の中で「アンガーマネジメント元年」と位置付け、1年間、アンガーマネジメントを実践して自分と向き合ってみることを心の中で目標に掲げていたのでした。結局、しばらく表紙を見つめ尽くしたのち、「アンガーマネジメント元年」を謳った自分の決意を確かめるべく、購入を決意しました。購入後に満を持してペラペラのぞいてみると、読み応え、使い応えがたっぷりではありませんか！
毎日の怒りの記録「アンガーログ」の隣には、楽しかったことや嬉しかったことの記録「ハッピーログ」欄がついています。これによって、日々生活する中で、怒りという感情だけに注意が集中することなく、日々の日記としても活用できると感じられました。さらに、「アンガーログ」の横には、アンガーマネジメントのメソッドを実践する欄がついています。1つ1つの出来事をすぐにアンガーマネジメントの観点から考えていくくせがつけられる構造になっていることに感心しました。「アンガーマネジメント川柳」や、「ワンポイントアドバイス」、「格言」、「即効！テクニック」など、情報量がものすごく豊富で、読み応えたっぷりの冊子になっていることにも驚かされました。巻末は、まるでテキストブックのよう。レイアウトも考え抜かれた「アンガーマネジメントトレーニングブック」。「アンガーマネジメント元年」を謳っている私にとって、時にはバイブルとして、時には奮闘の記録として。いつも傍に置きながら、最大限活用していきたいと思わせてくれる一冊でした！買ってよかった。
今年も、あっという間に6月になりました。今からでも遅くありません。今年後半は、あなたも「アンガーマネジメントトレーニングブック」片手に、過ごしてみませんか？
『アンガーマネジメントトレーニングブック2022年版』 ミネルヴァ書房
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