こんにちは！ 協会ブログチームの海老名です。
今年の私は、「アンガーマネジメントトレーニングブック」を常に手にしています。実はこの1ヶ月、そのトレーニングブックに、「怒りの記録＝アンガーログ」を書くことが多々ありました。夫との関係の中で沢山の怒りが溢れ出ました。嬉しかったことの記録「ハッピーログ」より「アンガーログ」の内容が充実していたなんて、悲しいことです。
しかし、トレーニングブックに記録することで、私の場合、どんな出来事が「怒り」に繋がっていきやすいのか、前より少しみえてきた気がします。
まず、約束を破られたと感じた時。
前から言ってた事、お願いしていた事が忘れられた時。
期待している言動が裏切られた時。
夫が自分の健康を保つことをないがしろにしている、と感じられた時。
子どもに対する振るまいが不適切な時。
気が回らないと感じる時。
コミュニケーションが不足しているな、と感じた時。
大切にしてくれている、と感じられない時 などなど。
どれも、ひとつひとつは本当に些細な事柄です。しかし、その小さな積み重ねは、正に「アンガーマネジメントファシリテーター養成講座」で学んだ、ライターのガスが足されていく感じでした。とっても不快！ どうにかしたい！ 今こそアンガーマネジメントだ！そう思った私は、まず、私の怒りたくなる思いの背景にどんな「べき」があるのかな？と考えてみました。
約束不履行は、「約束は守るべき」
前からのお願いが忘却されたことは、「いつ何時も守るべき、少なくとも守る姿勢を示すべき」
期待している言動への裏切りは、「妻の気持ちを読むべき」
健康管理を怠っている夫には、「家族に迷惑をかけるのはもっての他、自分を大切にするべき」
子どもに対する振るまいが不適切なことには、「子どもの事、子育ての事、理解するべき」
気が回らないと感じた時は、「想像すればできるはず、大切な人のことをもっと理解するべき」
コミュニケーション不足には、「思いを言葉にするべき」
大切にされている感がないことには、「妻を大事にするべき、満足させるべき」 などなど。
この様に文字化していくことで、自分自身が持っている譲れない価値観がわかってきました。でも、正直、「酷いな自分、何様だよ！」って思います。お恥ずかしい限り。まだ心の奥底では、悶々とする自分がいるのです。どうして？ こんなんじゃなかったのに！ もっとわかり合えていたのに！
そんな中、高校からの友人と久々に会い、半日語りに語り尽くしてきました。どんなことも語り合える数少ない友人、生きる価値観を共有できる友人、そんな彼女に思いの丈を聴いてもらいました。私が夫婦関係のことを細かく語ったのは初めてでした。私という人間の性質を熟知する友人は、夫の「つもり」と夫婦のずれている点について言語化してくれました。もうドンピシャでした。特に夫の思いについて代弁してくれたその内容に、いたく納得…。あぁ、初めて腑に落ちたよ…。
私はもっと夫を分かりたかった、なぜ分かり合えないのか？ それが悔しくて、もどかしくて、怒りになっていました。でも、友人に話した事で、沸沸としていた怒りが昇天したような感覚が！ 持つべきものは友ですね。ありがとう友よ。
自分1人の力でアンガーマネジメントを実行して、より良い精神状態になるところまでは、まだ上手くいかないこともある私です。でも、着実に進歩しています。夫よ、不甲斐ない妻ですまないね。今年も２/３、過ぎました。さらにアンガーマネジメントを学んでいきたいと思いを新たにしたところです。
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