こんにちは！協会ブログチームの石井 早代です。
いつもブログを読んでくださってありがとうございます！
秋と言えば、スポーツの秋、食欲の秋・・・みなさんはどのような「秋」を想像されますか？今回協会ブログチームでは「読書の秋」ということで、メンバーが推薦する「秋の夜長のおすすめ読書」をリレー形式で紹介します。
ぜひみなさんも、秋の夜長にアンガーマネジメントを深めていただけると嬉しいです。
私のお勧め図書は、ずばり「アンガーマネジメント」（日経文庫）。
日本アンガーマネジメント協会理事、戸田久実氏の著書です。
2020年6月パワハラ防止法が施行されましたが、この本は、その3ヶ月前、2020年3月に発行されました。この本には、アンガーマネジメントに関わる内容がギュギュッと詰め込まれています。
・パワーハラスメント
・働き方改革
・怒りについて
・怒りに対処するテクニック
・指導の仕方、叱り方 等。
戸田久実さんのセミナーでは、いつも沢山の事例をもとに、講義が進みます。事実、私はその事例を知りたくてセミナーに参加しています。もちろん、この本にも具体的な事例が紹介されています。だから、私の本には、付箋とアンダーラインがいっぱいです。
ひとつご紹介いたしましょう。
「怒る時間は『ムダ』 生産性向上、働き方改革」の部分です。
ここには、生産性を上げるには、感情のマネジメントが不可欠で、イライラした感情を抱くと多くの人は集中力を欠き、冷静な判断が出来なくなると指摘されており、アンガーマネジメントを取り入れることで、離職率が低くなったという工場の事例が紹介されています。工場がゆえに、危険回避のため激しく怒りすぎてしまう傾向があったところ、叱り方を変えることで、職場が別のようになったそうです。
ぜひ、皆様にも、この本を手にしていただけると幸いです。
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『アンガーマネジメントトレーニングブック2023年版』 ミネルヴァ書房
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