そのイライラ！アンガーマネジメントコンサルタントと解決しませんか？

林祐利江

今、顧客や取引先が企業やその従業員に対し、理不尽なクレームや要求を突きつける「カスタマーハラスメント（カスハラ）」が社会問題になっています。

東京都は、全国で初めてとなるカスタマーハラスメントを防ぐ条例の制定に向けて、「カスハラ」を定義づけるとともに、店側のミスで法外な金額を要求するなどの具体的な行為を例示する案が都の部会で了承されました。

パワハラやカスハラなどのハラスメント問題は、加害者・被害者のどちらにもなり得る可能性があることに付け加え、怒りの感情が伴う可能性があります。その為にもどのように対応したら良いのか。相談できる場として「アンガーマネジメントコンサルタント」の存在を知ってもらうため、これから3回の記事に渡りお伝えをしていきます。

第１回目のテーマは、「アンガーマネジメントコンサルタントを知る」です。

その怒り　アンガーマネジメントコンサルタントにお任せください

まずは、アンガーマネジメントコンサルタントについてご紹介します。

アンガーマネジメントコンサルタントは「怒りの専門家」です。ありのままのあなたを受け入れ、あなたの可能性を信じ、お悩みに合わせたアンガーマネジメント視点でのアドバイスを行います。クライアントの抱えている怒りの課題が解決できるようにそのプロセスを未来に向けてサポートするのがアンガーマネジメントコンサルタントです。その為に3ヶ月間に渡り学び技術を習得。日々研鑽とトレーニングを積んでいます。

大切なものを守るためにできること

私たちはそれぞれ、家族や友人、仕事など大切にしているものがあります。そうした大切なものを時として、怒りは一瞬で壊すこともできるパワフルな感情です。怒りに関しての対応法を知らないことで、相手の怒りを大きくしてしまうことや怒りを感情のままに振りまき、加害者になってしまうことだってあるでしょう。だからこそ、アンガーマネジメントを身につけることが大切です。身につける為には、アンガーマネジメントのセッションを受けることもお勧めです。

個人セッションを受ける人ってどんな方？

私の場合、夫婦関係のイライラや子どもに対してつい怒り過ぎてしまう。という日常のちょっとした悩みを抱えた方がメインです。最近は、アンガーマネジメントの認知度も少しずつ広がっていることもあり「管理職になってから、ストレスが増えイライラするようになった。部下指導の仕方によっては、パワハラだと訴えられるかもしれない。でもストレスを溜め込み過ぎて爆発したらどうしよう。」と不安を抱えている方が受けるケースも増えています。どちらにしても言えるのは、怒りの問題が小さいうちにアンガーマネジメントコンサルタントのセッションを受けて欲しい。ということです。

アンガーマネジメントコンサルタントを目指すのもお勧め

アンガーマネジメントコンサルタントは、クライアントが抱える課題解決に向けてのサポートを全力で行います。その為に学んだことは、自分の問題解決にも役に立っています。例えば、扱いづらいと言われている怒りの感情とより上手に付き合えることで、不安や心配、焦りといったマイナス感情とも上手に付き合えるようになっていたこともその一つです。また、人に左右されることなくありのままの自分を信じ、未来に向け一歩を踏み出せるようにもなり楽になりました。これは、セッションを卒業する時にクライアントにもよく言われることではありますが、私自身が一番アンガーマネジメントコンサルタントになって人生や人間関係が良い方向になったと感じています。そうした経験からも思い切って、アンガーマネジメントコンサルタントを目指すこともセッションを受けることと同じ位お勧めです。

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