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コラム - アンガーマネジメント
小学校でアンガーマネジメント
アンガーマネジメントにはキッズ向けのプログラムがあります。
5歳から小学生のキッズを対象としたプログラムで、協会指定の「アンガーマネジメントキッズワークブック」を使用します。子供たちが取り組むアンガーマネジメントのプログラムが13個紹介されています。
怒りに振り回されず建設的な解決方法で感情マネジメントができるよう学びます。
今回は大阪市立弁天小学校4年生2クラスでアンガーマネジメント出張授業を行いました。
※ブログ記事の掲載にあたり大阪市立弁天小学校から了承を得ております。
■全ての感情は意味があって大切
キッズワークブックでは喜怒哀楽を含めた『気持ち』についても考えていきます。
嬉しい、怒った、悲しい、楽しい…気持ちは全部大事とは言え、怒りの気持ちは、時に自分を困らせてしまうので、取り扱いに気を付けないといけないね、と子どもたちに伝えていきます。パワフルな怒りの感情を人生の味方にして、幸せな大人になってほしい。
その思いがキッズインストラクターとしての活動意欲に繋がっています。
■キッズワークブックを使って
学期に一度、年間3回訪問させて頂きます。第一回目授業内容は
▪️怒る事は悪い事?
▪️ルールを守って怒ろう!
▪️怒ったら体にどんな変化が起きる?
▪️落ち着く方法4種類!
でした。
■大切にしているのはライブ感
授業実施にあたり、大切にしていることは子どもたちのライブ感です。
▪️考えを発言したい子/発言が苦手な子
▪️気持ちを絵で表現することが得意な子/文章で表現することが得意な子
▪️気持ちを体で表現することが好きな子等
先生からクラスの特徴などの聞き取りをし、当日は子どもたちに『わかった!出来そう!』を感じてもらえるようキッズインストラクターの仲間と打ち合わせをします。
想像以上に子供達の反応や、学習進度は、クラスによって違います。
同じ顔の子どもがいないように、考えていること、捉え方、学び方は様々です。
準備していたプログラム通り終わる保証もないので毎回鍛えられます。
そういう意味では子どもたちは私たちの先生でもあります。
■ 授業後の感想
▪️気持ちの整理って大事やねー。
▪️人間イライラするけれど自分の力で落ち着ける事もわかった。
▪️怒ると体はどうなるか。が分かった。
▪️怒る事の何がダメなのか、が分かった。
▪️誰でも怒るから、怒る気持ちにどう付き合っていくかが大切
▪️何も傷付けない世界にしたい。
全部お見せしたいぐらいなのですが、ほんの一部の紹介でした。
感想を読んで子どもたちの受信力の高さに感動し、アンガーマネジメントをもっと拡めたいという私たちの行動力に繋がっていきます。
■仲間との活動
いかがでしたか?出張授業活動の様子が少しでも伝わったでしょうか。
子どもたちにアンガーマネジメントを伝えられるアンガーマネジメントキッズインストラクター資格。
中高生用プログラムを伝える、アンガーマネジメントティーンインストラクター資格もあります。
教壇に限らずイベントやフリースクール、ホームスクール、沢山の子どもたちに、アンガーマネジメントを届けに行きませんか?
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講座情報はコチラ:
https://www.angermanagement.co.jp/seminar
現在、日本アンガーマネジメント協会ではオンライン講座も開催しています。