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コラム - アンガーマネジメント
アンガーマネジメント四コマ漫画
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職場でイライラ、何に怒っていますか?
突然ですが、みなさんが働いている職場や仕事の環境で、イラっとすることはありますか?
どんなことでイライラすることが多いでしょうか?
こんな質問をされたら、何が思い浮かぶでしょうか?
今回はアンガーマネジメントのトレーニングやテクニックのご紹介を交えて、
職場のイライラとアンガーマネジメントの必要性を考えてみたいと思います。
職場で何に怒りを感じていますか?
職場でイライラすることがある人は、何に対して怒りを感じていますか?
その理由を明確にわかっていますか?
ちなみに私のイライラする原因トップ3は以下です。
・対人マナーについて
・部下や後輩が素直に助言を受け止めてくれるか否か
・仕事に必要な知識を身につけているか
対人マナーについては、例えば言葉遣いが気になったり、最後まで話を聞かずに話し始めてしまう人が気になったり、
ということがあります。
部下や後輩の助言の受け止め方については、「こうしたほうがいい」という改善のアドバイスを全く取り入れてくれない、
といったときに怒りを感じます。
業務の基本的な知識不足が原因で、繰り返し同じような対応に困っている様子を目にすると、
「自ら学ぶ姿勢はないのかな?」ともやもやとした怒りを感じます。
自分が「何」に怒っているのかを知るには、アンガーログ!
アンガーマネジメントのトレーニングに、「アンガーログ」というものがあります。
「ログ」とは日々記録をすることを指していますが、「アンガーログ」は怒りの記録をつけていくというトレーニングです。
手帳やノート、スマホのメモ機能など、みなさんのやりやすい方法で行って問題ありません。
イライラを感じたらすぐに書いておきます。
アンガーログ、なんで書く?
わざわざ、書く。
しかも、イライラを感じたらすぐに記録する。
なぜでしょうか?
それは、私たちは何に怒っているのか、忘れてしまうからです。
時とともに感情がすぐに過ぎ去っていくことで自覚がない、ということもあります。
だから書くのです。
記録をすることで、怒りは言語化されます。
言語化されたものを見て、私はこんなことに怒っているのだ、と客観視することができます。
書き溜めていくと、自身の怒りの傾向も見えてきます。
私の怒りのトップ3も、アンガーログを書いているからこそ見えてきたもの、ということになります。
職場のイライラとどう付き合う?
イラっと感じたときに一番してはいけないのは、反射的に何かを言ったり、してしまったりすることです。
アンガーマネジメントは、怒りで後悔しないことを目指しています。
反射的に言ってしまったことや行動したことは、きっと後悔につながるでしょう。
職場で感情に任せて、相手に何かを言ったり態度が悪くなってしまったりしたらどうでしょうか。
その相手の方との関係性が気まずいものになったり、伝えたいことが伝わらずに改善が見込めない
ということになるかもしれません。
関係性の気まずさから本音で語ることができなくなるとか、相談しにくくなるとか、様々な影響が考えられます。
反射せずに6秒待つ
衝動のコントロールで、6秒待つというテクニックがあります。
どんな怒りも、6秒経てば理性が働くと言われています。
イラっとして反射的に何か言ったりしたりするのではなく、6秒待ったあとに何を言ったり、
行動したらいいか考えるといいのです。
このことをお伝えすると、「いかに反射的な行動が多かったのか」と実感される受講生も多くいらっしゃいます。
先日登壇した研修の中で、「私の怒りは誰にも負けない瞬発力がある」と表現されている方がいらっしゃいましたが・・・
同僚の方たちは苦笑い。
まるで無敵のように振舞っていたご本人でしたが、講座が進むにつれてやはり後悔の念を多く抱かれていることがわかりました。
今からでも身につけられる!アンガーマネジメント
職場でイライラしています!という読者の方、アンガーログで自分が何に怒っているのか、
知ることからスタートしてみませんか?
まずはアンガーログをつけ、6秒待ってみませんか?
アンガーマネジメントは、いつからでも身につけることができます。
誰かがどこかでやっている、特別なことではありません。
大人になってしまったからできない、ということでもありません。
日常の仕事におけるイライラや、より良い指導につなげるためにもぜひ一緒に学んでみませんか?
講座情報はコチラ:
https://www.angermanagement.co.jp/seminar
現在、日本アンガーマネジメント協会ではオンライン講座も開催しています。