ほっと・AM
座談会
2023年度ブログチームへの思い②~1年目メンバー編
こんにちは。ブログチームメンバーの梶田多恵子です。いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
前回に引き続き、「2023年度ブログチームメンバー座談会」をお送りします。
2回目は昨年4月からブログチームメンバーに仲間入りした林祐利江さん、庄司奈月さん、そしてわたくし梶田を中心とした座談会です。進行は池田真茶さんです。
■この一年を振り返って…
池田:一年間お疲れ様でした。ブログチームのメンバーとしてわからないことが沢山ある中での活動だったと思いますが、この一年を振り返って、どうでしたか?
庄司:この一年間あっという間でした。
私はアンガーマネジメントを学び始めて間がないのですが、皆さんの記事を読ませていただいたり、記事を書くためにアンガーマネジメントについて調べたり、キッズインストラクター講座の受講もしました。亀のような歩幅ですが、少しずつ進んでいった一年だったと思います。来年度は、もっと自分の学びを深めて、アンガーマネジメントをわかりやすくより多くのみなさんに届けられるよう伝え方を工夫していけたら思います。
池田:大事なことですね。日常でアンガーマネジメントを体感しながら、感じたことを記事にして、皆さんに還元していく、この流れがスムーズに行われると、より皆さんも共感してくださるところが増えると思います。
林:私は記事を書くのが初めてのことで、正解がわからないのでドキドキしながら執筆していました。また、記事のネタを探すのも大変でした。次第に慣れてくると、街や空港のカウンターで見かけた「ものすごく怒っている人たち」にも、何か怒る原因となるものがあって、イライラしているので、そういったところに寄り添える記事を書きたいと思いチャレンジした一年でした。来年度も多くの人がアンガーマネジメントを知るきっかけになり、日常生活の手助けになる記事を書ければいいなと思っています。
池田:アンガーマネジメントで「ものの見方」が変わってきますよね。来年度のブログも楽しみにしています。
梶田:私は本業が介護職員なので、介護現場で働いている人に向けての発信を意識していました。振り返ると失敗談を主に書いていました。日頃から「アンガーマネジメントはトライアンドエラー」だということを再認識した一年でした。ブログチームに入ってよかったのは、「わくわくプレゼント」の記事を担当させていただいて、書籍を読むことで改めてアンガーマネジメントを深めることが出来ました。
池田:日々チャレンジして失敗して。そこから学んだことを書き綴った時に「自分はダメだ」じゃなくて「アンガーマネジメントでこんな風に変わっていけた」っていうところに皆さんが共感してくださると思います。
石井:一年間、このチームで活動できて、自分自身のアンガーマネジメントを振り返るいい機会になりました。
川嵜先生:一年を振り返ってブログ記事を読むと面白いものもたくさんあるので、もっともっと多くの人に読んでほしいなって思いましたね。
池田:最後になりましたが、私も皆さんの原稿を校正しながら読ませていただいて、こんなにいろんなジャンルから「アンガーマネジメント」というキーワードでいろんな記事が書ける面白さがありました。失敗談にしても、その時の対応の仕方や使っているアンガーマネジメントテクニックがみんなそれぞれ違って参考になりました。皆さんのそれぞれの思いがぎゅっと詰まった一年が出来上がったようです。本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
■1年目メンバーが担当した記事で各多く読まれた記事
庄司:2023年8月1日公開 「アンガーマネジメントは効果がないって本当? 」
アンガーマネジメントは一朝一夕では思うようにうまくできず、日々の記録と振り返りといった地道な努力と自分磨きが大切です。各メディアでアンガーマネジメントが取り上げられることも増え、企業研修やセミナーで紹介される機会が増えました。ただし研修やセミナーを一度受けただけでは、アンガーマネジメントができるようにはなりません。「アンガーマネジメントに効果がないのでは?」という方を聞き、一緒に日々積み重ねていければと思い、執筆しました。
林:2023年10月24日公開 「怒れない、イラッとしても我慢してばかり」
私は「怒れない」ことでしんどさを感じていました。
アンガーマネジメントというと「怒らない人になる」と誤解をされている方もいらっしゃいますが、そうではなく。「怒りと上手に付き合う」ことを目指しています。
ですから、怒れない人もアンガーマネジメントに取り組むことで変わって行くことができます。
怒れなくて苦しい気持ちもよくわかるからこそ「その苦しさから抜け出してもらいたい。」と考えて書いた記事なので多くの方に興味を持ってくださって嬉しいです。
梶田:2023年10月17日公開 「介護の仕事でイライラする時(夜勤編)」
ある時、日勤帯に比べると夜勤帯の方がイライラすることが増え、だんだん表情が険しくなり言葉もきつくなってしまっている自分に気付きました。そんな自分の目の前には、悲しそうな表情をされ、怖がって落ち着かない利用者さんがいました。これでは、利用者さんにとっても自分自身にとっても決して良い結果をもたらさないと思い、夜勤帯のイライラについて、アンガーマネジメント的視点で考えてみました。介護現場で働く方、またご自宅でご家族を介護されている方にとって少しでもヒントになれば幸いです。
■1年目メンバーが選ぶ2023年度のおすすめ記事
庄司:2023年10月17日公開「介護の仕事でイライラする時(夜勤編)」
私の祖母、祖父は介護施設にお世話になっています。
遠方のためなかなか会いに行けませんが、介護士のみなさんが入居者はもちろんですが、その家族の生活も支えてくださっているのだと、改めて感じるエピソードが紹介されています。
人と向き合う仕事は、本当に大変ですね。介護のプロでも、どうしても人間なのでイライラします。そんな時、介護のプロが実践しているアンガーマネジメント「自分のべき」との向き合い方が紹介されています。人に優しくなるために、自分にも優しく、楽しい毎日にしませんか?
林:2023年9月7日「親子で感情をコントロールするために必要なこと」
子どもへの怒り方は、親や身の回りの大人を模倣しています。一度ついた癖を直すのは簡単ではないように、怒り方も同じです。早い段階で上手な怒り方を習得することが親子間のコミュニケーションそして、子ども達の未来に向けてもおすすめです。記事の中では、親子でできる、コミュニケーションスキルの1つとして子どもがアンガーマネジメントに取り組んだら良いタイミングやすぐにできることが紹介されているのでおすすめです!
梶田:2023年7月13日「パワハラ体質は自分で変えられる?」
もはや企業の大小、業種を問わず大きな問題となっている「パワーハラスメント」。指導する立場の方は頭を悩まされていることと思います。「指導したつもりがパワハラと言われてしまった…」というケースが後を絶ちません。そして今や「叱れない上司・リーダー」が増えてきていると言われています。部下の指導方法も時代によって変わってきている昨今、是非参考にしていただきたい記事です。私も実習生の指導をする時にはこの記事を読み返しています。
2回にわたってのブログチーム座談会、いかがでしたでしょうか?1年間ありがとうございました。4月からは、新たなメンバーが加わり「2024年度ブログチーム」がスタートします。2023年度メンバー同様、応援してくださると幸いです。よろしくお願いします。
講座情報はコチラ:
https://www.angermanagement.co.jp/seminar
現在、日本アンガーマネジメント協会ではオンライン講座も開催しています。